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元タクシードライバーが本音を激白! ぶっちゃけできれば避けたい乗客とは

元タクシードライバーが本音を激白! ぶっちゃけできれば避けたい乗客とは

この記事をまとめると

■タクシードライバーが嫌がる利用客にはいくつか共通した特徴がある

■夜間になると増える泥酔客や目的地への到着を急かすような利用客は正直困る

■タクシーに乗る際は目的地に到着するまでは気を抜かないようにしてほしい

さまざまな乗客を乗せるタクシー

 タクシードライバーをしていると、さまざまな乗客を乗せます。今回は、元タクシードライバーが経験した「こういう乗客はちょっと……」という人を紹介します。

 タクシーの利用者には、さまざまな人がいます。「十人十色」という言葉のとおり、10人乗せたら10人ともタクシーに求める要望は異なります。

 乗客のなかには、「乗せてもらっている」や「乗せてくれてありがとう」という感覚の人がいる一方で、横柄な態度をとる人や意思疎通ができない人などもいるのが実情です。

 ここからは、本音で話しにくいことではありますが、実際に経験した「ちょっと……」と思ってしまった乗客を紹介します。

泥酔している乗客

 週末や連休中など、飲み帰りの人を乗せることはよくあることではありますが、泥酔している乗客はちょっと……と思ってしまいます。

 なぜなら、目的地を聞いても明確な住所を教えてもらえなかったり、途中で寝てしまったり、気分が悪くなって途中でクルマを止めざるを得ない状況になったりすることがあるためです。

 タクシーを利用していただくことはありがたいことではありますが、タクシーに乗っても気を抜かないようにしていただきたいというのがタクシードライバーの本音です。

ひたすら「急いで」という乗客

「タクシーは急いで目的地に向かってくれる」と思い込んでいる方は現在でも一定数おり、ひたすら「急いでください」や「急いでいるから早くして!」といい続ける乗客がいます。

 基本的にタクシーでも自家用車でも交通ルールのなかでクルマを運転するという点に変わりありません。タクシーや乗用車のなかには、法定速度を大幅に上まわって運転したり、信号の変わり目で無理やり交差点に進入したりするなど、明らかな交通違反をしているクルマを見かけますが、ルールはルールであるため急いでといわれても非常に困るというのが本音です。

 筆者が実際にタクシーを運転しているときに「急いで!」といわれたときは、急いでいるふりをして交通ルールどおりに走るということもありました。

熟睡してしまい起きない乗客

 タクシーに乗ってしばらくすると寝てしまう人がいます。寝てしまっても、声をかけたときに起きてくれれば、何ら問題はありません。しかし、熟睡してしまい声をかけても起きなかったり、反応がなかったりするときは非常に困ります。

 熟睡してしまった乗客を無理やり起こすとトラブルになる可能性もあるため、警察の手を借りなければなりません。警察を呼んで、起こしてもらって、運賃を支払ってもらうとなると、時間も手間もかかるため、タクシーで寝る際は目的地に到着するまで気を抜かないようにしていただきたいです。

タクシーに乗って安心する気もちはわかるが……

 飲み会帰りや眠いとき、急いでいるときなどにタクシーに乗ると、「目的地に向かってもらえるから大丈夫」という気もちになるのはよくわかります。ただし、目的地までの道中に何があるかはタクシードライバーにもわかりません。そのため、タクシーに乗る際は目的地に到着するまでは気を抜かないようにしておきましょう。

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