新車は高くなったがそのぶん耐久性も上がっている
なお、6位から10位を順にお知らせすると、ホンダ・リッジライン(25.8%:ミドルクラスのスポーツユーティリティトラック)、シボレー・サバーバン(22.0%)、トヨタ・アバロン(22.0%)、レクサスGX(20.7%)、シボレー・シルバラード1500(18.8%)と、ここでもトヨタ&レクサス強しといった印象。しかも、アバロンはSUVやトラックみたいな頑丈マシンでなくセダンですから、これまた驚きのデータといえるでしょう。
ちなみに、ホンダがランクインしたことで、「アメリカ日産、どうなった?」とお考えの方もいるでしょう。こちらは18位にタイタン(14.8%:フルサイズピックアップ)、24位パスファインダー(13%)、26位アルマダ(12.6%)といったリザルト。
上位に比べると可能性が2割程度下がってはいるものの、少なくとも40万km走破しているサンプルがあるわけですから肩を落とす必要はありません。
また、わかりきった結果をもうひとつ付け加えると、「メーカー別25万マイル以上を持続する可能性」というデータで、当然トヨタが1位で17%となり、全メーカー平均の2倍というデータだそうです。2位はホンダ、3位がラム、4位GMC、5位シボレーで、6位にはレクサスという、これまたあっぱれトヨタ的な結果となっています。
ラムやGMCはスタン・ハンセン的な大男がワイルドに乗りつぶす印象ですが、なるほど頑丈にできているのでしょう。大雑把なトラックかと思っていましたが、ちょっと見直した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いろいろとデータを並べてきましたが、「iSeeCars」は、「ユーザーは史上最高の購入価格に直面しているかもしれませんが、これまでに販売されたなかでもっとも耐久性があり、もっとも長もちするクルマを手に入れています」と結論付けています。
これまた我われ日本人としては「いわれなくともわかっとるわ!」となるところ(笑)ですが、やっぱり愛車が好データにランクインするのはうれしいもの。これからも20万といわず、40万kmオーバー目指して、ぜひ愛車を可愛がってみてはいかがでしょうか。