ヴィランたちの変形も見ものだった
ガルバトロン:フレイトライナー・アーゴシー
4作目の「ロストエイジ」に登場した悪玉、ガルバトロンはオプティマス・プライムのライバルだけあって、トレーラーヘッドからの変形。フレイトライナーは日本ではそのサイズから馴染みが薄いメーカーですが、創業は1930年代というベテラン。いまでこそダイムラーグループに合併されていますが、1999年に登場したアーゴシーは2020年まで生産された大ヒットモデル。
キャブオーバータイプなので、ロングノーズのピータービルトに比べていくらか迫力も薄い気がしますが、実車の売上げはこちらが勝っているようです。
スティンガー:パガーニ・ウアイラ
パガーニ・ゾンダの後を継いだウアイラ(Huayra)が変形元になったのが「ロストエイジ」で初登場となったディセプティコンの人造トランスフォーマー「スティンガー」。どうやらバンブルビーのライバルらしい設定ですが、かたやフォルクスワーゲン、こっちは最高速400km/hに達するかというハイパーカーですから、ちょっと差が付きすぎ(笑)。
ちなみに、ウアイラのバリエーションは公表されているだけでも28車種も登場しているので、28体分のディセプティコンが登場するのもカッコよさげです。
ロックダウン:ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4
ロストエイジではラスボス役だったロックダウンですが、そもそもはオートボットにもディセプティコンにも属さない宇宙の賞金稼ぎという設定。アニメでも最終的にはオートボットの手助けをすることになっているのですが、孤高の存在としてアヴェンタドールはピッタリなチョイスかと。
国内で発売された変形可能なフィギュアのでき栄えも素晴らしく、ランボルギーニのオーナーでなくともガチャガチャといじくりたくなるほど。ビークルモード(クルマに変形したスタイル)の造形もバッチリですので、クルマ好きの方ならチェックしてみることオススメです。