この記事をまとめると
■昼寝は適度にすることで健康にいいとされている
■トヨタが「TOTONE」という昼寝用の仮眠用品を開発した
■高級車のシートにヒントを得た機能が織り込まれている
健康的な生活を送るうえで昼寝は効果的
世界でも有数の勤勉さを誇る日本人にとって、「昼寝」と聞くとどうも「怠けてる」「ヒマな人がすること」「無駄な時間」などというネガティブなイメージをもってしまいがち。でも近年、その「昼寝」こそが脳や身体の疲労を効率的にとるために重要な役割を果たすことがわかっており、「パワーナップ」と呼ばれて注目されています。
ドライブ中も、高速道路などの単調な道でつい眠気が襲ってきたり、長時間の運転で疲労がたまってボーッとしてしまうことがあるかと思いますが、そんなときにはさっさとSAやPAに入り、パワーナップを取ることこそが睡魔を倒し、再び安全運転ができる状態に回復する近道だといわれています。
具体的に「パワーナップ」とは、15〜30分ほどの短時間の睡眠を取ること。時間帯としては、12時〜15時の間に取るとさらに効果的だといわれています。入眠から20分ほどで訪れるノンレム睡眠のステージ2で、脳内に蓄積した疲労がクリアになり、身体にいい効果をもたらします。30分以上寝てしまうとステージ3に入ってしまい、目覚めが辛くなるため、昼寝をするなら30分以内がオススメといわれています。