4輪派も2輪派もやってみれば目から鱗! プラスαどころじゃない楽しさが待っている夢の「6輪生活」とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

◾️バイクとクルマをそれぞれ所有するユーザーは意外と多い

◾️走る用途に合わせてバイクとクルマを使いわけるのが醍醐味だ

◾️実際の6輪生活では維持費と乗る時間の確保が必要になってくる

6輪生活の魅力と問題点は?

 バイクとクルマを所有するバイク&カーライフを「6輪生活」と呼んだりします。2輪と4輪、それぞれの乗りものがあるのだから使いわけ、楽しみ方もあるはずです。と同時に、6輪生活も楽しいことばかりではないわけで……。

 そこで、これまでの取材を通じて、実際に「6輪生活」をしている方の声をまとめてみました。

●クルマは生活の足でバイクはレース用と使いわけができる

 クルマは趣味専用にして、バイクは通勤の足として。あるいはその逆のパターン。バイクはサーキットやモトクロス専用にして、ハイエースなどの1BOX車をトランスポーターとして使う。バイクもクルマも旧車を所有して趣味全開……などなど。オーナーそれぞれのライフスタイルやバイクとクルマ、どちらに重きを置くかによって、それぞれのチョイスがまったく異なってきます。

 不思議なもので、6輪生活だけでは飽き足らずに「6輪生活×2」など、台数がどんどん増えていって自宅のガレージがいっぱいに……。そして、近所の空き倉庫を借りてさらに台数が増えていくという悪循環(好循環!?)に陥るオーナーが多い印象です。

●同じ道でもバイクとクルマでそれぞれの楽しみ方がある

 海沿いの道やワインディングロードなど、同じ道を走ってもバイクとクルマでは受ける印象が異なります。方やフルフェイスで、方やオープンカーで走ったとしたら……。視界の広さや肌にあたる風の感覚、マシンから伝わってくる音や振動、加速感をはじめとして、それぞれの楽しみ方があります。

 もっとも、これはクルマとバイク、両方とも趣味に全振りしているからこそ味わえる感覚ではありますが……。クルマだとあっという間に通り過ぎてしまうような速度でも、スーパーカブのようなバイクでのんびり走ることで見える風景や飲食店など、思わぬ発見もありそうです。

●それぞれの乗りものでしかいけない場所に行ってみる

 軽トラックでも通れないような細い林道も、オフロードバイクであれば走ることができます。また、登坂力が問われるような急斜面はジムニーなど、足腰が強いクルマが本領を発揮します。さらに、車高の高いクルマであれば、洪水時や降雪時でも走破できる確率が高まります。

 それぞれの得意分野や特性を活かすことで、6輪生活の幅、そしてピンポイントで絶大な効果を発揮することも可能です。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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