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クルマの消耗品の代表格「タイヤ」って結構高いのよ! おサイフに効果のある少しでも長もちさせる乗り方とは (1/2ページ)

クルマの消耗品の代表格「タイヤ」って結構高いのよ! おサイフに効果のある少しでも長もちさせる乗り方とは

この記事をまとめると

■クルマのタイヤは消耗品だ

■タイヤを日々観察することで異常を早く見抜けるほか長もちさせることにも繋がる

■ローテーションをしたり保管方法を工夫することで長寿命化が期待できる

タイヤの消耗を少しでも遅らせる方法とは

 クルマは消耗品の塊だ。そのなかでもとくに重要なパーツがタイヤだ。ただ、消耗品といいながらもサイズによっては価格が高いこともあり、できるだけタイヤを長くもたせたいと考える人は多い。一方で、安全に大きくかかわる部分であるため、「ギリギリまで交換しない」のはオススメされていない。

 では、タイヤの寿命を長持ちさせるにはどんな使い方が良いのだろうか? タイヤメーカーに聞いた話をもとに紹介していく。

タイヤが寿命を迎えた状態とは

 まず、タイヤの寿命を長持ちさせる方法の話題に行く前に、タイヤの寿命が尽きてしまう状態とはどんな状態かを考えてみよう。最初に多くの人が思い浮かべるのはタイヤ溝だ。タイヤ溝がなくなると、排水性が低くなりウエット路面でのグリップ力が著しく低下する傾向にある。このような危険性があるため、車検では溝の深さが1.6mm以下の場合、不適合とされていて車検を通すことができない。

 そして、空気を保持できなくなる状態も寿命を迎えた状態といえる。これはゴムの劣化によるひび割れや、パンクしてしまった場合だ。

 では、このような事態を防ぐためにはどんなことが必要なのだろうか?

重要なのは日々のメンテナンス

 クルマを長もちさせるには日々のメンテナンスが重要といわれるが、タイヤも同じだ。まず前提として、乗車前にタイヤの状態をチェックすることは欠かせない。「異物を踏んでいないか?」、「空気圧は不足していないか?」、「残り溝は十分か?」、「ひび割れていないか?」こういったポイントをチェックしよう。

 タイヤの異常に早く気付くことができれば安全性も高まるし、パンクの度合いによっては修理することでそのまま使えるケースもある。

 こまめにチェックするという意味では、空気圧も重要だ。タイヤの異常を発見する意味でも空気圧チェックは重要だが、空気圧が不足しているとタイヤの変形が大きくなり摩耗しやすくなるのだ。

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