日本各地から日産アリアが集結! オフ会慣れした編集者も驚いた「EVだらけ」のミーティングの中身 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ふじてんスノーリゾートにて「日産アリア全国オーナーズミーティング2024」が開催された

■日本全国から日産アリアが124台近く集結した

■情報交換などの場として活用されているのが特徴だ

EVのオフ会はひと味もふた味も違う!?

 クルマ趣味を嗜むものであれば、参加したかどうかはともかく、「オフ会」というイベント自体は、きっと多くの人が知っているであろう。

 そんなオフ会といえば、たいていなんらかのテーマが決められており、それに該当するクルマをもつオーナーが全国から集まってくる。小さなものでいえば数十台程度のものもあるし、大きいものになればなんと1000台以上集まることも!

 それだけの数が集まれば、車種もオーナーの趣味趣向もかなり幅広い。そうしたイベントの場で生涯の仲間となる人と出会ったり、結婚したりするような人も珍しくない。まさに人生が変わる場だ。

 今回は、夏真っ盛りの7月末に山梨県のふじてんスノーリゾートにて開催された、ちょっと珍しいオフ会をリポートする。

 それが、今回で2回目の開催となる「日産アリア全国オーナーズミーティング2024」だ。

「え? アリアでオフ会?」なんて思った人はきっとオフ会常連組だろう。オフ会といえば、集まってくるクルマの多くが、あれやこれやとオーナーがカスタマイズしている傾向が強い。もしくは、当時のオリジナルの状態を徹底的にキープした旧車やネオクラシックカーが主役、というのがよく見る光景だ。要するにオフ会は、自身の愛車を見せるためのイベントという色が強い。

 しかし、今回開催されたこの「日産アリア全国オーナーズミーティング2024」は、見渡すとカスタマイズやドレスアップを全面に押し出したユーザーが少ない。なので、カスタマイズされているアリアの多くはホイールの交換あたりが主流……と、会場に足を踏み入れた際は思ったのだが、よく見るとフルラッピングを施工して、オリジナルのボディカラーに仕立てた車両がいたほか、なんと水上バイクを牽引して参加する猛者も! 個人的な先入観で「電気自動車=ノーマルが主流」といったイメージがあったのだが、こちらの世界でもカスタムに対して感度が高いユーザーも多いようだ。

 ただ、全体的な印象としては、EVというクルマのキャラクターに近いクリーンな印象で会場は包まれていた。なので、雰囲気もとても和やかだ。音響機器を用いた迫力ある音楽が響いていたり、レーシーな排気音が聞こえることもない。クルマから発されている音は皆無だ。クルマのオフ会と考えたら異様な光景ともいえる。


WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

編集者

愛車
ホンダ・シビックタイプR(EK9)/スズキ・ジムニー(JA11)
趣味
写真/ドライブ/サーキット走行/クルマ弄り/スノーボード/ダーツ/自転車/その他多数
好きな有名人
大泉 洋/織田裕二/篠原みなみ

新着情報