日本じゃ地味めのトヨタ・グランエースがインドネシアでは存在感アリアリ! ダイハツ・グランマックスとして売れまくっていた (2/2ページ)

タウンエースが現地でマルチに活躍中

 調べた限りでは、台湾ではトヨタ・タウンエースとして、フィリピンではライトエースとしてラインアップされている。また、インドネシアではダイハツ・ルクシオという、グランマックスベースのMPV(多目的乗用車)も存在する。

 インドネシアの「働くクルマ」代表となるのがグランマックス。ライバルと呼べるのは、スズキのAPV BLIND VANやキャリイ(トラック)、中国ウーリン(上海通用五菱汽車)での、Formo(バン)やFormo Max(トラック)があるが、街なかではグランマックスが圧倒的に多い。トラックやライトバンだけではなく、アンコットと呼ばれる乗り合いタクシーのベース車両としても使われている。

 ちなみにインドネシアでの2023暦年(1月~12月)締めでの年間新車販売総台数は139万5717台となっている。そのうちダイハツブランド全体の販売台数は18万7177台となり、販売シェア13.4%でトップのトヨタに次ぐ2位となっている。このようなポジションからも、グランマックス以外のダイハツ車も街なかで結構見かけるのだが、それでも圧倒的に街なかで見かける頻度が高いのがグランマックスで、インドネシアでのダイハツの勢いを象徴しているといってもいいだろう。

 日本では手ごろなサイズのトラックはグランマックスぐらいしかないので、キャンピングカーへの架装ベース車として引きが多いようだが、インドネシアではフードトラックなどの架装も多いようで、2024年7月に開催されたGIIAS2024(ガイキンド・インドネシア国際オートショー2024)会場内ダイハツブースに架装車が展示されていた。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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