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いま大注目のEV軽バン「N-VAN e:」は乗用で乗るならドレ? 1人乗り〜4人乗りまである4グレードを徹底解説!!

いま大注目のEV軽バン「N-VAN e:」は乗用で乗るならドレ? 1人乗り〜4人乗りまである4グレードを徹底解説!!

この記事をまとめると

■ホンダN-VAN e:には4グレードが用意されている

■4人乗りのL4とFUNに加えて商用に特化したひとり乗りのGとふたり乗りのL2

■GとL2は「HONDA ON」によるリースのみでの販売となる

N-VAN e:の4つのグレードの特徴を解説

 商用から個人での利用を含め、N-VAN e:には4グレードの設定がある。

 まず標準といえるのがe: L4グレードだ。商用から個人利用まで幅広く使える設定で4座席ある。このうち運転席以外の3席はすべて折りたたんで床に収納でき、平らな床にすることができる。外装色は、2トーンカラーも選べる。

 e: FUNはe: L4をもとに趣味や余暇の活用などを視野に入れたグレードで、この車種のみ内装色が明るいベージュ(ほかの車種はグレー)になる。

 また、外装色に2トーンを選べる。そのほか、LEDヘッドライトを採用し、急速充電口が標準装備となる。自家用としての利用をもっとも想像しやすい車種ではないか。

 ただし車両価格は、L4が269.94万円(急速充電口なし)からであるのに対し、291.94万円になる。黄色ナンバーとなる乗用での購入では、55万円の補助金対象になるので、250万円を切って手に入れられるといえる。ちなみに、ガソリンエンジンのターボ車のFUNは、188.32万円(前輪駆動)だ。

 次に、商用を主体としたひとり乗り仕様がe: Gである。ほかの座席がないぶん、床はさらに120mm低くなる。

 一方で、荷室の床は共通なので、座席を外した床部分は低くなり、若干の段差ができる。それでも、その低さを利用して背の高い荷物を積めるほか、荷室の床と同じ高さで平らにしたければ、板を渡すなどして個別に対処することができるだろう。何より、最大の空間を提供するのがメーカー(ホンダ)としてできることだとしている。

 ほかの車種を含め、エンジン車との比較では、ダッシュボードを改良しシフトや空調スイッチを中央に集約することで、N-VAN e:は室内長さを95mm伸ばしている。また、ドアの内張を薄くしたことにより、車室の幅も若干広がっている。ドア内側にドアポケットはないが、アクセサリーのネットなどをあとから取り付けられるネジ穴用の補強が何か所か裏側に施してある。

 e: L2は、運転席側の後席を使えるようにし、万一、ふたり乗りが必要な際にタンデムで乗車できるようにしている。

 以上4車種のうち、商用が主体と考えられるGとL2は、「HONDA ON(ホンダ・オン)」というリース販売のみでの注文になる。また、L4もリースの選択が可能だ。

 契約期間は6年で、黄色ナンバープレートの自家用の場合は55万円の補助金申請ができる(個人での個別)。黒ナンバープレートとなる業務用は、HONDA ONが申請手続きをし、月額料金から補助金相当額が差し引かれる仕組みだ。

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