次期アルトが100kgも軽くなるってどうやるの!? まさかの3ドア化にリヤシートレスで「ツイン」みにいになる可能性も! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スズキは「次期アルトは100kgの軽量化を目指す」と宣言

■鈴木社長はユーザーにとって不要な部品を省く工夫がポイントになると話をした

■「ツイン」のようなアンダー軽サイズになるかもしれない

次期アルトは550cc時代の軽自動車と同程度に軽量になる!

 軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」が瞬間風速ながら日本一売れたモデルになるなど、最近のスズキは元気だ。コンパクトカー「スイフト」には熱効率に優れた1.2リッター3気筒エンジンを新開発して搭載するなど、エンジンにもこだわりがある様子。また、インドから輸入する新しいクーペSUV「フロンクス」の前評判も上々なことは、自動車ファンの間では知られている。

 そんなスズキは、先日2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、エネルギーの極少化につながる先進技術を発表している。カーボンニュートラルというと、多量のバッテリーを積んだEV(電気自動車)を想像しがちだが、企業の行動理念として「小・少・軽・短・美(しょう・しょう・けい・たん・び)」を掲げるスズキのアプローチは独特だ。

「軽量化」を環境対応に重要な技術として捉えている。発表の場において、鈴木俊宏社長は、「次期アルトは現行型から100kgの軽量化を目指している。不要なスイッチや、内装の樹脂パーツを省いてでも実現したい」と大胆な目標を発表した。

 現行型アルトは、マイルドハイブリッド仕様とシンプルなガソリンエンジン車をラインアップしているが、最軽量グレードの車両重量は680kg。ここからマイナス100kgということは580kgということになる。SRSエアバッグなどの安全装備を省くことなく、550cc時代の3代目アルトと同じ程度の重さを実現するということだ。

 果たして、それは現実的な目標なのだろうか。発表会での取材によって見聞きしたことも含めてマジメに考えてみたい。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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モトブログを作ること
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