エクステリアアイテムは見た目のよさから選ばれるものも多い
3つめは、運転するたびに触れる部分だからこそ、自分好みの握り心地や見た目にこだわりたいという人が多いシフトノブ。とくにコンパクトカーや軽自動車だと、あまりコストがかかっていないようなシフトノブが付いていることが多いため、アフター用品でお気に入りのものを見つけて交換する人が多いようです。
また、スポーツカーやMT車のドライバーも、好みの握り心地や操作性などにこだわって交換することが多くなっています。ジムニーのMTモデルオーナーに聞いたところ、シフトノブが短すぎて手が届きにくいため、長さのあるアフター用品を見つけて交換したという話も聞きました。数千円から手に入り、高いものでも1万円前後がメインボリュームで、価格が手頃なのも人気の理由ではないでしょうか。
4つめは、花粉の時期や子育て期などはとくに車内の必需品となっている、ティッシュホルダー。自動車メーカーもボックスティッシュが収まる収納スペースには気を使っていて、軽自動車やミニバンはとくに、必ずどこかに置けるようにしているものなのですが、使いたいときにさっと使えるようにするにはやはり、アフター用品に優秀なものが多い印象です。
ヘッドレストに引っかけて後席から取りやすくしたり、ウエットティッシュとセットで取り出しやすく収納できたりするものも。折り畳みテーブル付きや、カップホルダーが付いているものなど、色や素材も多彩に揃っています。
5つめは、キャンプなどのアウトドアレジャーやスポーツに行く人たちに需要が高いルーフキャリア&ルーフボックス。純正アクセサリーとしても必ずといっていいほど設定があり、メーカー保証があることやいちいち適合しているかどうかを調べなくてもいい手間のなさなども考えると、純正を選ぶ人も多い用品です。ただ、一度は純正のキャリアとボックスを購入したものの、見た目があまりカッコよくない、使いにくい、かさばるといった理由から、アフター用品を買い直す人が多いという話を聞きます。
とくに、ヨーロッパ発で品質が高く、デザイン性にも優れるTHULE(スーリー)や、国産車の多くに対応していていアタッチメントも豊富なinno(イノー)、軽自動車にも対応している製品が多いTERZO(テルッツォ)といった、キャリアに特化したメーカーの製品は人気があります。
ということで、純正には純正のよさがあるものの、それ以上の価値や機能を求めてついつい購入してしまうアフター用品をご紹介しました。