未来感漂うスタイリングが印象的! キャデラックが電動コンセプトカー「オピュレント・ヴェロシティ」を発表 (1/2ページ)

この記事をまとめると

キャデラックが2+2クーペスタイルのコンセプトカーを発表

■今回発表されたモデルは「Opulent(贅沢)」と「Velocity(疾走感)」を体現

■キャデラックは将来的に電動化と自動運転化を目指している

キャデラックの未来を表したコンセプトカーが発表された

 キャデラックはアメリカを代表する高級ブランドだ。現地では、アメリカ大統領専用車として名を馳せるビーストやエスカレードなど、大きなサイズとラグジュアリーな雰囲気を特徴としている。

 そんなキャデラックは今回、いままでのキャデラックの雰囲気とは異なる独創的なコンセプトカーを発表した。それがこの「オピュレント・ヴェロシティ」だ。

 特徴としては、4ドアボディの2+2クーペスタイルを取り入れており、次世代テクノロジーを多用したワイドスクリーンディスプレイ、フルデジタルコックピットなどを採用。このクルマのコンセプトは、「過去・現在・未来の融合がもたらす無限の可能性の証」となっている。

 また、同車の開発にあたり、「オピュレント・ヴェロシティ」、「Opulent(贅沢)」と「Velocity(疾走感)」のふたつの感覚を重視したクルマに仕立てられている。

 まず、Opulentの領域では、完全自動運転で自由になったユーザーをイメージ。自動運転レベル4の自律走行機能で、ハンズフリーで快適に車内で過ごすことができる。

 そのほかにもエンターテイメントの分野で、ハイパーカーでしか味わえないスリルをユーザーに提供するようなアクションも組み込まれている。そのひとつが、キャデラックブランドのブラックウィング・サーキットでの体験を再現したモード。

 このモードを起動すると、格納されていたステアリングホイールとペダルが現れ、ユーザーがこれを握って、車内でゲームをプレイしたり、仲間同士で競い合うといったアトラクション体験も可能だ。

 ほかにも、アクティブ・エアロやサスペンションの減衰力調整など、クルマとして走るためのパフォーマンスもしっかり兼ね備えている。ただの快適な自動運転車で終わらないのがキャデラックのこだわりだ。


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