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なんかいつもより料金高いんだけど……タクシーが道を間違えた場合は返金対応してもらえるのか? 元タクシードライバーが解説!

なんかいつもより料金高いんだけど……タクシーが道を間違えた場合は返金対応してもらえるのか? 元タクシードライバーが解説!

この記事をまとめると

■タクシーの乗務員が道を間違えて料金が高くなった場合は返金対象になる場合がある

■乗客が間違った道を案内して乗務員が従った場合には返金の対象にはならない

■乗務員とコミニュケーションを取ることでミスを減らすことができる

タクシードライバーのミスは返金対応可能?

 タクシーに乗って目的地に着いたとき、「いつもより時間がかかって、遠まわりもして、料金が大幅に高い」となったとき、返金を求めることはできるのでしょうか。今回は、タクシーの乗務員が道を間違えたために発生した料金を返金できるのか解説します。

道の間違え方によって返金されるかどうかが異なる

 タクシーの乗務員が故意に道を間違えたり、明らかに乗務員のミスによる道間違えだったりした場合は、返金してもらえる可能性が高いです。

 ただし、タクシーから降車するとき、その場で返金してもらうのは難しく、一旦料金を支払い、領収書を受け取り、タクシー会社に連絡して手続きしてもらうのが一般的な流れとなります。

 しかし、乗客の落ち度によって道間違えが発生した場合は、返金してもらうことができないでしょう。たとえば、泥酔していて、乗務員が乗客に道を尋ねたものの、乗客が間違った道を案内し、乗務員が乗客の指示に従った場合などは、乗務員に落ち度がないため、道間違えで運賃が大幅に高くなっても適正運賃として支払わなければなりません。

 つまり、道間違えによる返金は、間違え方によって返金されるかどうかが異なるのです。

乗務員も人! 間違える可能性があるからこそ気をつけている

 運賃や道間違えなどによるトラブルを避けるために、タクシーの乗務員は、日々、道を間違えないよう注意しているだけでなく、短時間かつ最短距離で乗客を目的地までお届けするよう心がけています。

 ただ、慣れていない土地や初めていく場所では、抜け道や空いている道など熟知していないため、乗務員から乗客に「この道であっていますか?」や「ナビどおりのルートでお間違いないでしょうか?」などと声をかけます。

 このように道を聞かれたときは、嫌がらず対応しましょう。乗務員が乗客に道を聞くのは、のちのトラブルを防ぐためでもあります。

 トラブル防止という意味では、乗務員がよく知っている場所であっても、あえて「この道を進んで◯◯交差点を左でお間違いないでしょうか?」と確認のためにルートを聞くこともあります。

料金の揉めごとが起きないようにするために

 タクシーに乗車したときに揉め事やトラブルにならないようにするために、乗客は乗車中に適正なルートで走行しているか気にする必要があります。

 乗務員も細心の注意を払いながら運転をしていますが、初めて訪れる場所では右も左もわかりません。

 そのため、乗務員と上手くコミュニケーションを取りながらタクシーを利用すると、トラブルや道間違いなどを防止することができるでしょう。

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