ボディカラーや装備の一部を真似するのはOK
もうひとつ、「○○警察」といった都道府県の警察名を入れるのもNG。フロントグリルなどに旭日章 (警察章)を入れるのも許されない。
それ以外、ボディカラーを黒と白に塗り分けたり、バイクを白で塗って、後部シートに白い箱を取り付けたりすること自体は合法。
ちなみに消防車や救急車に関しては、レプリカどころか実車が官公庁オークション(ネット)に出品されていることがあり、民間人(個人)でも競り落とすことが可能! ただし、引き渡し条件があり、赤色灯、サイレン、無線機、消防徽章は取り外し。消防本部名は消されることになっている。
ただ、これらはいずれも耐用年数が過ぎた車両が売りに出ているので、日常遣いをするにはそれなりのメンテナンスが必要だと思われる……。
一方、パトカーなどの警察車両は払下げにはならない。寿命まで使い倒して、最後は転売しないことを条件に自動車メーカー(ディーラー)が引き取り、そのまま廃車手続き=リサイクル業者で解体されるのが原則だ。
※写真はイメージ
余談だが、アメリカの市警や州警察で使われていたパトカーは、けっこう払い下げになっていて、それを日本で輸入販売している業者もあるので、興味がある人は調べてみるといいだろう。