仕事で使う免許を取る際はいくらかかる?
中型自動車免許を取得する場合
中型自動車免許を取得しようとした場合の技能教習の時間(最低時限数)や費用などは以下のとおりです。
【条件】
・20歳以上
・普通免許などの免許取得者で運転経験2年以上(免許停止されていた期間を除く)
【中型自動車の技能教習】
・普通自動車(MT)保有:第1段階 7時限、第2段階 8時限
・普通自動車(AT限定)保有:第1段階 11時限、第2段階 8時限
【学科教習】
基本的に免除※ただし、技能教習とセットになっている学科の受講が必要
【普通自動車との違い】
・車両(トラックを使う)
・隘路(あいろ)への進入
・時機を捉えた発進と加速、目標に合わせた停止並びに路端における停車及び発進
など
【費用】
・普通免許あり:20万〜25万円程度
普通第二種免許を取得する場合
普通自動車第二種免許を取得しようとした場合の技能教習(最低時限数)や費用などは以下のとおりです。
【条件】
・21歳以上
・第一種運転免許取得後の運転歴が3年以上(免許停止期間中を除く)
【普通自動車第二種免許(MT)の技能教習】※特例なしの場合
・普通自動車(MT)保有:第1段階 8時限、第2段階 13時限
・普通自動車(AT限定)保有:第1段階 12時限、第2段階 13時限
【普通自動車第二種免許(AT限定)の技能教習】※特例なしの場合
・普通自動車(MT)保有:第1段階 8時限、第2段階 13時限
・普通自動車(AT限定)保有:第1段階 8時限、第2段階 13時限
【学科教習】
あり(第1段階 7時限、第2段階 12時限)
【普通自動車との違い】
・技能試験の合格点数が80点以上(普通自動車は70点以上)
・鋭角コース
・旅客輸送を想定した走行
・時機を捉えた発進と加速、目標に合わせた停止
など
【費用】
・普通免許あり:20万〜30万円程度
免除や一部免除などを利用して免許取得してみるのもいいかもしれない
運転免許は、免許なしよりも免許ありの状態で取得をしたほうが新しい免許を取りやすい場合が多いです。仕事で免許が必要な方だけでなく、運転できるクルマの種類を増やしたいと考えている方は、学科や技能の一部免除を有効に活用して免許取得してみてもよいのではないでしょうか。