文字の色も要チェック!
また、所要時間の表示では、文字の色によって普段よりどのくらい混んでいるのかがわかります。高速道路によって多少の違いはありますが、緑色の文字なら順調、オレンジ色は混雑、通常よりかなり混雑していたり、2時間以上の所要時間となる場合には赤い文字での表示になります。
阪神高速の場合、たとえば緑色の文字で「10分」となっていたら順調に流れている合図です。オレンジ色の文字で「20分」となっていたら、通常の3倍未満の所要時間だという合図。さらに赤い文字で「40分」となっていたら、通常の3倍以上の所要時間だという合図になっています。
そして、この道路情報板に表示される情報について、基本的には現在地から5インターチェンジ先までの情報がメイン。一度にたくさんの情報を表示してしまうと、文字がごちゃごちゃしてドライバーが確認しにくくなってしまうため、表示する事象の優先ランクも決まっています。優先度が高い順番に並べると「通行止め」「冬タイヤ規制」「15km以上の長い渋滞」「15km以下の渋滞」「車線規制/事故/落下物/故障車」「速度規制」「その他」となっており、基本的には直近の事象が優先的に表示されるようになっています。
ということで、道路表示板からも多くの情報を得ることができますので、高速道路を走る際には見逃さないようにして、ルート選択や時間調整などに役立てたいですね。