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運転免許マニア憧れの「フルビット免許」! いまから挑戦……が不可能な人もいる!!

運転免許マニア憧れの「フルビット免許」! いまから挑戦……が不可能な人もいる!!

この記事をまとめると

■運転免許の種類がすべて埋まっている免許は「フルビット免許」と呼ばれている

■すべて埋めるには取得する順番があるので順番を無視すると埋めることができない

■すべて埋めるには総額200万円以上の費用がかかり3年以上の期間が必要といわれている

かつてのフルビット免許取得者が「フルビット」じゃなくなる問題も

 フルビット免許とは、運転免許の種類がすべて埋まっている免許です。運転免許を保有している方のなかには、いつかフルビット免許にしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、フルビット免許にするためには、いくつかの注意点があります。今回は、フルビット免許を取得するための方法や注意点などを解説します。

フルビット免許とは?

 そもそもフルビット免許とは、先述のとおり運転免許証に記載されている種類がすべて埋まっている免許のことです。ただ、2024年時点において、フルビット免許を保有している人が免許更新をすると、一部「ー」になってしまうことがあります。

 このようになってしまうのは、準中型免許をはじめとする新たな免許が新設されたためです。そのため、時間と費用をかけてフルビット免許にしたものの、免許更新時にあっけなく「ー」になってしまうという悲しい現実があります。

フルビット免許にするためには免許取得の順番がポイント

 では、フルビット免許にするためには、どのようにしたらよいのでしょうか。フルビット免許にするためのポイントは、運転免許を取得する順番です。

 最初に原付・小型特殊免許を取得し、普通自動二輪や普通自動車、大型自動二輪や準中型自動車というように、徐々に上位免許へステップアップしていき、二種免許やけん引免許を取得すればフルビット免許にすることができます。

なぜ順番が重要なのか?

 フルビット免許を目指すときに運転免許を取得する順番がポイントとなるのは、上位免許を保有している状態で下位免許を取得することができないためです。

 たとえば、普通自動車の免許を取得すると、原付と小型特殊免許が付帯免許として付されます。つまり、普通自動車の運転免許を保有している人は、原付と小型特殊自動車を運転することができるということです。

 いい換えると、普通自動車の運転免許は、原付や小型特殊の免許よりも上位に位置する運転免許となります。そのため、すでに取得している運転免許に付帯する免許や下位に位置する免許を新たに取得することができないのです。

 このような理由があるため、フルビット免許を目指す場合は取得する順番がポイントとなります。

フルビットを目指すなら計画的な免許取得を

 フルビット免許を目指したいという場合は、計画的に運転免許を取得していかなければなりません。もし、フルビットを目指したいのであれば、どの順番で取得すればいいのか、事前に計画を立ててから運転免許を取得しましょう。

 ただし、フルビット免許にするためには、総額200万円以上の費用がかかります。また、免許取得後一定の期間が経過してからでなければ取得できない運転免許もあるため、最低でも3年以上の時間が必要です。時間と費用をかけてフルビット免許にしたいという強い希望があるのであれば、フルビット免許にチャレンジしてみてもよいかもしれません。

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