この記事をまとめると
■新車購入時に5万〜15万円のオプション装備のクーポン券をプレゼントされることがある
■トヨタ・ヴォクシーの場合は5万〜15万円でどんなオプション装備がつけられるのか試算
■こうした特典は期間限定なこともあるので新車購入時には情報をチェックしておきたい
値引きができないならクーポンのプレゼントでお得感演出
ひと昔前と比べると、車両価格が1割以上高くなっているモデルもザラにある新型車。最近は値引きをしないというワンプライスを宣言しているメーカーも珍しくなく、購入する側としてはちょっとお得感が薄れている状況です。
ただ、せっかく新車を買ったのにまったくお得なサービスがない、というわけではなく、最近では「オプション購入サポート」といった形で5万〜15万円程度のクーポンがプレゼントされることが多くなっています。
ご存じのとおり、オプションには注文時に付けることができる「メーカーオプション」と、納車前に販売店で付けることができる「ディーラーオプション」がありますが、こうしたオプション購入支援サポートクーポンは、ディーラーオプションに適用されることが多いようです。
では、ディーラーオプションで5万〜15万円というと、いったいどんなものが購入できるのでしょうか? ここでトヨタ・ヴォクシーを一例として、「外観をアクセサリーパーツで豪華にしたい人向け」、「ファミリーでの使い勝手をアップしたい人向け」、「安全装備をさらに充実させたい人向け」の3つでシミュレーションしてみたいと思います。
まず5万円コース。外観のパーツとなるとなかなか5万円で収まるものは少ないのですが、フロントフードとグリルの間にメッキ装飾が入ることで、フロントマスクの個性がアップする「フードガーニッシュ」が3万800円で付けられます。これに、同じくメッキ装飾がサイドミラーに入る「ミラーガーニッシュ」1万7600円を付けると、5万円内で収まります。ほかにも「サイドドアガーニッシュ」3万8500円、「バックドアガーニッシュ」3万800円、ドアを開けると地面にVOXYのロゴが投影され乗り降りの瞬間を素敵に演出する「プロジェクションイルミネーション」2万2000円(1台分)というのも特別感があります。
使い勝手をアップしたい人向けでは、イチオシなのが「ユニバーサルステップ(助手席側)」3万3000円。ドアが開くと地上高わずか20cmの高さにシャッとステップがせり出してきて、お子さまやお年寄りでも乗り降りがラクラクに。
アシストグリップ付きの「シートバックテーブル」は1万3200円なので、左右席に付けることも可能です。車内で着替えなどをすることが多かったり、車中泊をするならば、2列目から後ろを目隠しでき、消臭機能がついている「室内カーテン(プリーツタイプ)」4万1800円はぜひ欲しいところ。荷物をガンガン積みやすくしてくれる「ラゲージフェンス」や「ラゲージソフトトレイ」のセットが2万6400円というのも魅力的です。
安全装備や運転支援装備を充実させたい場合は、5万円だとあまり選択肢は多くないですが、「リバース連動ドアミラー」なら1万6500円。車庫入れの際に白線をしっかり確認しやすくなります。
リヤフォグランプも2万3760円です。