この記事をまとめると
■7月27・28日に石川産業館で「北陸カスタムカーショー2024 in 金沢」が開催された
■カスタムカーやドレスアップカーが多数展示された
■次世代ペイントとして注目の「ラプターライナー」が合同ブースでデモカーを展示した
ワイルド感も実用性も大幅アップな次世代ペイント
7月27、28日に石川県・石川産業館で開催された「北陸カスタムカーショー2024 in 金沢」。その会場内に注目の塗料であるラプターライナーの正規施工店が合同ブースを出展。優れた実用性とドレスアップ要素を兼ね備えたラプターライナーによってメイクされた車両が大集結した。
ラプターライナー塗料というネーミングを聞いてパッとイメージがわく人はどのくらいいるだろうか? ラプターライナーは、高耐久ウレタン素材の塗料で見た目はザラザラとした表面にマットな質感が特徴的。クルマに塗装することで塗装面の保護をはじめ、耐摩耗性や耐錆性、防水性などに優れているので、アウトドア系のクルマにはうってつけの塗料といえるだろう。
そんなラプターライナーはイギリス生まれ。日本ではラプタージャパンがディストリビューターをつとめ、現在、全国の正規施工店は120社にものぼるという。今回、北陸カスタムカーショーには地元北陸地方を中心とした施工店6社が会場ブースに集結している。
ラプタージャパンの深海本部長によると、「ラプターライナーのスタートとしてもっとも多いのが軽トラックなどの荷台へのペイントです。一番傷つきやすいところなので効果はバツグンですね。通常の塗料は鉛筆でいう1Hの硬さですが、ラプターライナーは6Hの硬度なのでとても丈夫なのが特徴です」
今回の同社ブースでもハイゼットトラックやいすゞエルフなどが出展されており、まさに働くクルマの味方ともいえるラプターライナーだが、40アルファードやジムニー、プロボックスのようにバンパーやボンネット、オーバーフェンダーやドアミラードアノブ、モールなど、部分的に塗装することでファッション性を高めるドレスアップにも使用できるのがポイントだ。
また、ブラックやグレー、アースカラー系を基調としているイメージが強いラプターライナーだが、60フェイスキットを移植した佐野オート商会・ランドクルーザー100のように鮮やかなブルー×ホワイトといったカラーを表現することも可能だ。
高硬度で傷つきにくいという特性を持つラプターライナーは、施工のしやすさも魅力のひとつ。ローラーやハケを使ってDIYで塗ることができるので補修塗装もしやすく、長く大切に乗ることができるのもウレシイ特徴といえるだろう。
優れた実用性と個性的なファッション要素を兼ね備えた塗料であるラプターライナー。働くクルマからドレスアップカーまで、その人気の高さから現在では施工の予約待ちも発生しているという。気になる人はラプタージャパンホームページをチェックしてみてはいかがだろう。