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買取カービューを徹底レビュー
車両を売却するときの査定を一括で行えるサービスとは?
自身の所有している車両を売却したいと考えているときに気になるポイントはいくつかありますが、やはりそのトップに来る項目は“買い取り価格”でしょう。
クルマを売却をする状況としては買い換えが多いでしょうか。あるいは使わなくなったり、要り用があったりして現金に換えたいという場合もあると思います。そのどの状況に対しても、買取費用をなるべく高値で査定してほしいというのは共通する思いでしょう。
そしていざ売却する段になって不安に思うのが、慣れない価格交渉を行わないとならないという部分ではないでしょうか。
しかし、今ではそんな査定に関する悩みや煩わしい手間を一挙に請け負ってくれるサービスがあります。それが「車一括査定サービス」と呼ばれるものです。
車一括査定サイトについては、「【2024年最新】車一括査定を利用するならどこがおすすめ?ランキング形式で紹介」にて詳しく解説しています。
かつては買取業者に1件1件個別に連絡をして、それぞれに車両の説明をして出張買取を依頼して……とかなり煩わしい手間が掛かっていましたが、このサービスを利用すればその入り口の手間と気苦労が半減、どころか一瞬で手続きが完了出来てしまいます。
その手軽さが好評を呼んで今では多くのサービスが登場していますが、ここではそのなかから「買取カービュー」にスポットを当てて紹介していきたいと思います。
「車を高く売りたい」と悩んでいる方へ
- 「車売却、何から始めたらいいか分からない方」は、車買取会社にまず相談
- 「車一括査定」で複数の車買取会社にまとめて査定依頼し、”愛車の最高価格”を見つけましょう
- 買取カービューなら、”愛車の最高価格”をカンタンに比較できます
[買取カービュー]の特徴について
「買取カービュー」は、日本最大手のインターネット事業体「LINEヤフー株式会社」が運営する、車買取サービスです。
「Carview(カービュー)」という新車・中古車情報を扱うポータルサイトの1サービスとして運営されています。
サービスの特徴は、「一括査定サービス」と呼ばれる、中古車の買取査定をいちどの登録で一括して行えるというものです。「一括査定サービス」を行うところはいくつかありますが、この「買取カービュー」はどんな特色があるのでしょうか。
WEBサイトなどから得られる情報を元に紹介していきましょう。
■誰もが知っている大手企業が運営している
先述のように「買取カービュー」の運営は「LINEヤフー株式会社」がおこなっています。
「LINEヤフー株式会社」といえば、検索ポータルサイトの「Yahoo!」をはじめ、電子決済サービスの「PayPay」などのサービスを提供する、国内では知らない人を探すほうが難しいくらいの大手企業で、2021年にはメッセンジャーアプリ「LINE」を経営統合して「LINEヤフー株式会社」となりました。
「買取カービュー」はそうした強力なバックボーンをもっていることから、サービス、信頼性の面では確かであるといっていいのではないでしょうか。
■20年以上の歴史と500万人以上の実績
「買取カービュー」がサービスを開始したのは2000年で、20年以上の歴史があります。
いまでは「一括査定サービス」を行うところは多くありますが、今から20年以上前にそのサービスをおこなっているところはほとんどなく、早くからそのサービスを始めた「買取カービュー」は老舗の筆頭といっていいでしょう。
その長い歴史のなかで多くの利用者がサービスを活用してきた結果、2019年には利用者数が450万人を超え、今では軽く500万人を超える利用者数を誇るサービスです。
歴史と利用者の実績の面からも、しっかりした運営体制が窺えます。
■一度に最大10社の査定依頼が出来るので高額査定が見込める
「一括査定サービス」のメリットは、一括で査定依頼を申し込んだ各買取業者の間で競争意識が生まれて査定の価格が相場を上まわる傾向があることです。
「買取カービュー」では、全国300社以上の提携業者のなかから条件に合う10社の候補が選定され、任意に選べるので、よりユーザーの意向にフィットした査定の結果が期待できるでしょう。
■一括査定の申し込みはカンタン45秒で完了できる
買取の査定というと、申し込みの段階で細かい車両の情報を求めら、入力だけでも大変なのに、調べないと答えられない項目があったりと、なにかと面倒なイメージがあります。しかしそんな煩わしい思いをするようでは、せっかくの「一括査定サービス」のメリットが活かされません。
「買取カービュー」では平均で45秒という、カップラーメンを待つ間に3回以上の申し込みが出来てしまうくらいスピーディな入力時間で手続きが完了出来ます。
スマホからでもエントリーできるようなので、仕事の合間にでもササッと入力が済ませられるでしょう。
■自動車情報のポータルサイトと連動した買取業者ランキングやユーザーの口コミが参考に出来る
「買取カービュー」のWEBサイトは「Carview」というクルマの情報ポータルサイトの一部になっています。
「Carview」ではニューモデルの紹介など一般的なクルマ関連の情報をはじめ、自動車にまつわるコラムや、中古車関連の情報など多岐にわたって紹介されています。
そのなかで、中古車を売るときに気をつけたほうがいいポイントや、実際に売却を行ったユーザーの体験談、買取手続きの詳細なガイドなど、売却に役立つ情報が多く掲載されています。
もちろん、「買取カービュー」サイトのなかでも買取業者の好評ランキングや、ユーザーの口コミなどが紹介されているので、それらの情報を拾い読みしているだけで不安や疑問がある程度解消できるでしょう。
■該当車種の買取相場を申し込み後すぐに知ることが出来る
一括査定サービスとはいっても、その車種の平均相場を把握することは重要です。その価格を基準にした交渉で、よりいい値段で車両が売却できる可能性が残っているからです。
「買取カービュー」では、WEBでの申し込みが済んだ直後に、売却車両に該当する相場の価格を知ることができるので、その後の交渉に役立てることが出来ます。
[買取カービュー]の利用の流れ 〜実際に使ってみた〜
WEBページからの情報で「買取カービュー」の特色がある程度見えてきたと思います。
サービスを利用するためには、まず一括査定サービスへの登録をおこないますが、その登録手続きの簡単さが「買取カービュー」の特色のひとつのようです。
実際に登録からの流れを追って、手続きの内容を見ていきましょう。
①:WEBフォームで情報を入力して登録する
まずは申し込みページのWEBフォームに必要項目を記入して登録を行います。
「買取カービュー」の登録フォームは項目が最小限に絞られているのでカンタンです。その後の本人プロフィール情報は手入力ですが、早い人なら45秒掛からないで入力を済ませられるでしょう。
・売却したい車両の情報(4項目)をプルダウンから選択
車両の情報の入力、は最初の「メーカー・車種」の欄をクリックすると選択項目が表示され、それを選択するとまたすぐ次の選択項目が表示されるようになっているので、候補を選ぶだけで素早く入力を済ませられます。
・氏名と郵便番号を記入
こちらは手入力になりますが、長い住所を入れる手間は省かれているのですぐ終わるでしょう。WEBブラウザによっては前に入力した情報が自動で入っている場合もあるようです。
・メールアドレスと電話番号を記入
こちらも手入力になりますが、WEBブラウザによっては前に入力した情報が自動で入っている場合もあるようです。
・依頼する買取業者を選ぶ
入力した郵便番号から、その地域を管轄とする業者の候補が下のほうに表示されているので、希望する業者を選択します。始めはすべて選択状態になっているので、希望しない業者があればチェックマークを外します。
記入した項目の確認画面が出てくるので、確認が済んだら「査定を依頼する」ボタンを押して申し込みを完了させます。
次の画面で該当車種の平均相場が表示されます。その後の商談の参考に活用しましょう。
②:業者から査定結果の連絡が来る
登録時に記入した電話かメール宛てに業者から査定結果の通知が届きます。査定を依頼した業者の返答が揃うのを待ってその価格を比較検討しましょう。
③:査定の結果を比較してベストな業者と商談する
価格を検討したら交渉する業者を選別して連絡をします(複数でも可)。
自身で車両をもち込むか出張査定の依頼をするかを決めて、そのスケジュールを調整します。査定の費用は無料が基本だと思いますが、出張を依頼する場合は念のためその点を確認しましょう。
実車を確認してもらうと本査定の結果が出るので、希望額や相場の価格などを伝えて商談を上手く進めましょう。
複数の業者にまとめて出張査定を依頼する場合は、スケジュールの余裕をみておくといいでしょう。
提示価格に納得いかなければ、いったん引き上げてからじっくり考えてもいいでしょう。
④:売却の手続きをおこない代金を受け取って商談完了
商談がまとまったら、車両売却の手続きをおこないます。
必要書類を用意して、車両とともに買い取り業者に引き渡します。引き渡す前にはシートの下やカーペットの端をめくってみたりして、車両に忘れ物がないように各部をしっかり確認しておきましょう。
業者から代金が振り込まれたら売買手続きは完了です。
[買取カービュー]の買取実績 〜実際に使ってみた〜
登録から商談成立までの大まかな流れは以上のようになりますが、実際には登録がどれくらいカンタンなのか、業者からのレスポンスはすぐ来るのか、電話の頻度はどれくらいなのか、などが気になるところです。
実際に登録作業をおこなったうえで、その後の流れのシミュレーションで感じたことを紹介していきましょう。
実際に使って分かった[買取カービュー]のメリット
メリット1 :登録がカンタン
「カンタン、45秒」という謳い文句に対して、申し込む前は正直いうと少し疑っていました。
しかし、ページを開いて「メーカー・車種」の欄をクリックするとすぐ選択肢が現れ、選択すると次の項目の選択肢が現れるので、最初の入力はあっという間に終わっていました。
しかも「※だいたいでOK」という注釈があったおかげで、走行距離を確認する必要に迫られることなく気楽に選択できました。
名前や電話番号などの個人情報の入力もあっという間に済ませられたので、その後の入力情報の確認や業者の選択、注意書きをじっくり確認したのを含めても3分程度で済んでしまいました。
メリット2:買い取り業者からすぐ連絡が入った
登録後すぐに自分の車両の相場情報を知ることができたので、それを元にして価格交渉のシミュレーションを行おうかと考えていたところ、まだ10分も経っていないのにもう業者らしき着信がありました。まだ相場を検討する前だったのでいったん保留として、対応を考えていましたが、その間にも数件の着信がありました。
申し込みは夕方でしたが、当日だけでも10件以上の着信があり、3日後には6社すべてから連絡がありました。
予想以上の早いレスポンスと着信件数に面食らいましたが、すぐにでも価格交渉に入りたいと思っている人にとってこの反応の早さは大きなメリットだと感じることでしょう。
メリット3:提示された査定額は予想よりも高いものだった
6件すべての買い取り業者からの初期査定結果を集計してみたところ、その半多くが申し込み直後に表示された相場価格より高値でした。そのなかで最高値を付けてもらった業者3社と直接の交渉に入りました。
メリット4:スピーディな商談と手続きの完了がありがたい
スケジュールを調整して個別に3社に出張査定をしてもらい、もっともいい条件のところと最終的な商談を行いました。
そこから車両と書類の受け渡し、代金の振り込みまでの流れは至ってスムースに済ませられました。
最終的には申し込みから1週間以内で売却が完了出来ました。
実際に使ってわかった[買取カービュー]のデメリット
デメリット1 :買取業者からの電話連絡が多すぎる
知り合いやWEB上での評判を事前に聞いていたものの、実際に買取業者からの連絡を受ける身になってみると、まだ連絡を受ける準備が出来ていない数分後から着信が連続したのはかなり予想外で驚かされました。初めて利用した人の多くはそのような感想になると思われます。
なかには「これほど遠慮なく電話が掛かってくるとは聞いていない」、と憤慨する人もいることでしょう。
業者側からしたら、ほかのライバルより早く連絡を取るようにするために、むしろ努力して連絡を急いでいると考えられます。なかには申し込みがあったら自動で発信するシステムを導入しているところもあると聞きます。
中古車売買のやりとりを統括している「日本自動車購入協会(JPUC)」では、ユーザーの迷惑にならないように、夜9時から朝8時までは電話をかけるのを禁止しているそうです。
とはいえ、ふだん1日の着信が数件という人には、この電話の猛攻自体が歓迎したくないものでしょう。
デメリット2:一括査定時の業者の選択肢が少ない場合がある
これは住んでいる地域や車種などの条件次第なところはあると思いますが、選択肢の表示が10件に満たない場合があるようです。
選択肢が多ければいいというわけでもないのですが、あまりに少ないとガッカリしてしまうこともあるでしょう。
時間を空けて申し込めばまた状況が変わることもあり得ますが、急いで売却したい場合は心細く感じてしまいます。
[買取カービュー]がおすすめな人
一括査定サービスとしての「買取カービュー」の特徴や、査定までの流れ、口コミなどを紹介してきました。
ここまでの流れで「買取カービュー」が数ある一括査定サービスのなかでどういう位置づけなのか把握できたことと思います。
ここでは、どんなタイプ、シチュエーションの人が「買取カービュー」に向いているのかを見ていきましょう。
おすすめな人1 :できるだけ早くクルマを売却したいと考えている人
カービューに限らず、「一括査定サービス」の主なメリットのひとつがこの「申し込みから売却までがスピーディに済ませられる」という点です。
クルマを購入するときはじっくり構えて妥協のないように進める人が多いと思いますが、売却の場合は経済的に困窮していたり、買い換えのタイミングに押されたりと時間の余裕がないケースも少なくないでしょう。
そんな人にとって手続きの完了までがスピーディに行えるというのは何よりのメリットになることでしょう。
おすすめな人2 :できるだけ高値で売却したいと考えている人
一括査定サービスの利用者がもっとも期待しているのは、査定で高値を付けてもらえるかもしれないという点でしょう。
「買取カービュー」の広告でも「査定額○○万円アップ!」と謳っていますので、その期待に応えられるという自信が感じられますし、利用者数が述べ500万人という実績からも、ユーザーの満足度が高いことが窺えます。
少しでも高く外客したいと思っている人は、「とりあえず査定を申し込んでみよう」というくらいに軽く挑んでみて損はしないのではないでしょうか。
おすすめな人3 :申し込みの手続きをなるべくサッと済ませたい人
忙しい人や、中古車売買の経験がほとんどない人にとっては、査定を申し込む際の、煩雑な項目の入力作業が煩わしいと感じる人も少なくないでしょう。
車両の情報を正確に記入することに集中するあまり、気付いたら貴重な休日の時間のほとんどを費やしてしまったというケースも十分あり得ます。
最終的には車両に関する細かい項目の確認は避けて通れないのですが、買取業者を選択するまでの段階まではこの煩わしいプロセスがないに越したことがありません。
「買取カービュー」の場合は申し込みには掛かっても数分程度、その後の電話のやり取りも迅速に行えるので、終わってみればアッサリ終えられたなと感じることでしょう。
[買取カービュー]とほかの一括査定サービスはどちらがおすすめ?
・買取業者からの電話攻勢が耐えられないという人にはオススメできない
「買取カービュー」は、申し込んだあとの意思確認や車両の情報確認、出張査定の予定調整などを電話連絡で行うスタイルを採っています。
ユーザーからしてみればあまり急いでいない場合も多く、仕事が終わったあとでじっくり連絡を行おうと思っているでしょう。
一方で業者側からしたら、電話連絡を取り付ける順番がその商談の成否を分けることも多分にあるので、できるだけ迅速に連絡をするように努力をしていることでしょう。
この温度差がユーザーの反感を生む原因になっているのだと思われますが、結果的にスピーディな商談と手続きが完了出来て満足したと喜ぶ声もあり、そのケースではユーザーと業者がともによい商談が出来たと納得できているはずです。
ですので、商談にスピーディさを求めず、一方的な電話攻勢には我慢できないという人には、このスタイルの「一括査定サービス」はオススメできないという結論になります。
・300社以上の提携数と10社という選択肢の数をどう見るか
提携している買取業者数が多ければ、売却車両に対して興味をもってもらえる数が多くなり、ちゃんと価格の競合が生まれていい結果が見込めます。逆に数が少ないと、興味を惹くチャンスが少なくなり、見送られることも出てくるでしょう。
買取カービューでは提携している業者数が300社以上と、同じ一括査定サービスをおこなっているところのなかでは充実している部類といえます。
つまり、一括査定サービス全体を見る限りは業者を網羅している範囲が広く、いろんな種類のユーザーと車両をカバー出来ているのではないでしょうか。
売却車両の買取相場が落ちているようなときや、車種的に高値が付きづらいというような場合でも、需要とマッチする可能性が高いといえます。
・オークション方式と比較した場合はどうだろう?
「オークション」というのは、オークションを行う会場に買取業者と対象の車両が集められ、「競り」で価格が決められるシステムです。この「オークション」とユーザーの仲介を行うサービスが、「ユーカーパック」などの「オークションタイプ」のサービスというわけです。
このメリットは、WEB経由の業者を含めて数百〜数千という膨大な数の業者で価格の競合が行われるため、高値が付けられる可能性が高いという点です。また、業者が多いということで、不人気車やマニアックなクルマでも重要とマッチするチャンスが多いというメリットもあります。
その点で見ると「一括査定サービス」は、絶対数で比較にならないくらいに差があることから、高値の可能性では及ばないといえるでしょう。
しかし、オークションのシステム上、登録から査定完了、売買契約を結ぶまでのプロセスに時間が掛かってしまうという点も考慮しなければならないでしょう。
この点では「一括査定サービス」に軍配が上がります。
また、「オークション」では競りで価格がほぼ決まってしまうので、“交渉”で価格を調整するという余地がないという点も差になるでしょう。
これらの点をふまえると、車両の売却を急いでいる人、手続きに時間を掛けたくない人、または買い取り業者と直接対話して価格交渉にチャレンジしたいと考えている人には、「一括査定サービス」の「買取カービュー」をオススメします。
[買取カービュー]の利用でよくある質問
WEBサイトのよくある質問コーナーなどから抜粋した質問と回答を紹介します。
質問1:なぜ同じクルマなのに査定額に差が出るの?
同じクルマの査定でも、それぞれの業者の販売ルートや在庫状況はさまざまで、タイミングや地域などの条件によって欲しいクルマが異なります。
たとえば人気の高い車種なら引く手数多かというとそうとは限りません。買い付け強化ですでに在庫が十分ある場合は高値を付けてまで仕入れたいと思いません。
一方で不人気なクルマでも、個別にオファーがあった場合などは、相場より高い値段が付く場合もあります。
質問2:査定ではどこがチェックされるの?
これはそれぞれの業者でガイドラインが違うので一概にはいえませんが、クルマの査定士がチェックする主な項目を挙げると、車検証 、自賠責保険、外装の傷やへこみ、内装の状態、装備品、エンジンルームの状態、社外パーツ、純正品、付属品、事故歴・修復歴の有無、といったところでしょうか。
それぞれの各項目ごとに各社のガイドラインに照らし合わせて、最終的にどれくらいの価格で販売できるかという計算をして査定の価格が決定されます。
質問3:「その場で決めてもらえば高値を付けますよ」というのは本当?
これもケースバイケースといえるでしょう。
買取業者は基本的に利益を多くしたいので、買い取り価格はできるだけ抑えたいと考えています。
ですので、業者によっては調子のいい言葉でユーザーに低い価格で手を打たせようとしてくるところもあるでしょう。
たとえば「今後は価格が下がる可能性がある」というもの。
長い目で見れば年式や走行距離の点で価格は下降傾向なのは間違いありませんが、株と違ってひんぱんに上下するものではありませんので、1カ月程度で大きく下がるようなことはないと考えていいでしょう。
一方で、業者が成約を急いでいる場合は、その場で決めてほしいためにスタッフの裁量で価格を上乗せするというケースもあります。
そのように、同じ言葉でも相手の意図は真逆の場合もあるので、その点をよく考えて返事をしましょう。
質問4:出張査定は気軽にオファーしても大丈夫?
基本的には出張査定を断られるということはないでしょう。なのでオファー自体は気軽に申し込んでみてください。
むしろ、車検が切れている場合や、しばらく放置してエンジンが掛からないというケースは店に出向くのは難しいので、出張査定しかありません。
また、1社のみに出張依頼すると「強引に営業されそうで不安」という心配もあるかもしれません。 そんな方にオススメなのは、複数の買取店の営業マンに来てもらうやり方です。 時間も最少で済み、営業マン同士が交渉するので強引な営業の不安も軽減でき、しかも高値買取が期待できます。
また、買取カービューの一括査定なら、「オートバックス」に1回もち込むだけで複数社の査定が受けられる「持込あんしん査定」というサービスもあるのでご利用ください。
質問5:なぜ下取りよりも買取のほうが高く売れるの?
その理由は買取後の流通経路の違いにあります。
中古車買取店や中古車販売店では買い取ったクルマがすぐに現金化されるように流通経路が確立しています。
一方でディーラーの下取りはもう少し複雑な手続きを経て対価を償却しているケースが多いようです。
その違いによって買取は流通コストの削減等によって得られる差額を査定金額に還元しているので、下取りよりも買取のほうが高く売れることが多くなるというわけです。
まとめ
今のクルマの買取業界はライバルサービスが乱立していて各社がしのぎを削っているという状況です。
それぞれのサービスが独自の強みを前面に打ち出して差別化を図っているなかで、この「買取カービュー」が強みをアピールしているポイントをまとめてみました。
・一括査定サービスのメリットを活かして相場より高値が期待できる
・一括査定の申し込みがカンタンに行える
・300社を超える提携買取業者から選ばれる(最大)10社の査定結果が得られる
・一括査定と電話のやりとりでスピーディに商談と手続きが進められる
・超大手企業が運営母体にあるので信頼性が高い
・20年以上の歴史と500万人を超える実績があり、安心できる
・ポータルサイト「carview!」との連動で豊富な情報が得られる
これらの項目のうち、メリットと感じられる項目が多かったり、ほかの車買取サービスとの比較でメリットが魅力だと感じられたら、「買取カービュー」を選んで間違いはないでしょう。