夏と言えば……!? 夏が似合うクルマを独断と偏見で5台選んでみた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■乗ったら最高の気分になれそうな夏グルマをピックアップ

■夏といえば「海」! 海が似合うクルマは夏グルマの筆頭候補

■夏といえば「冒険」! 道なき道をどこまでも突き進むオフローダーも夏グルマ

夏に乗りたい夏が似合うクルマたち

 ちょっと暑すぎる気もしますが、心まで開放的になれる夏が到来! ドライブ旅行や日帰りドライブを計画している人も多いのではないでしょうか。夏といえば、四季のなかでいちばん輝く場所はやっぱり海。海の家が建ち、たくさんの人がやってきて賑わい、あちこちで水しぶきと歓声があがって天然のテーマパークみたいな雰囲気に包まれます。私はそのなかには入らず、キラキラとまぶしく光る海と、楽しむ人たちで溢れる光景を眺めながら、のんびりと海沿いをドライブするのが好きです。

 そんなときは、乗るクルマにもこだわったらさらに最高の気分になれそう。今回は独断と偏見で「夏が似合うクルマ」をピックアップしてみました。

 まずは、海外をはじめ世界中の海と一緒に描かれることが多く、サーフボードを積んだり、大きな麦わら帽子をかぶってリゾートをドライブする姿もよく似合う、VWビートルカブリオレ。これはクラシックモデルでもいいし、新世代となってからのニュービートル/ザ・ビートルのカブリオレでも素敵です。

 海に似合う最大の特徴は、あえて「幌」と呼びたいソフトトップを開けると、オープンスポーツカーみたいにビシッと格納されるのではなく、クシュクシュっとラフに畳まれるところがいいのです。この感じが、フラっと海を流しにきちゃったみたいな飾らない雰囲気を醸し出していて、逆にカッコいい。

 でもシートはセンスのいいレザーシートだったり、外から見られてもオシャレ。2017年式のザ・ビートルカブリオレはまだ中古で500万円以上するモデルも多く、人気が衰えていないのも納得です。

 次に、夏といえば「冒険」という気分にピッタリハマるのが、ジープ・ラングラー。山やキャンプ場にももちろん似合うのですが、砂浜でも埋もれず、海辺の浅いところくらいならジャブジャブと走っていけちゃったりするのもラングラーです。映えるのはとくに、3ドアで軽快かつ自由な雰囲気も強めなラングラー・サハラ。

 身軽にどこでも行けちゃう感覚が夏のイケイケな気分を増長させてくれます。屋根などを取り外して骨組みだけにできるのも、すごくカッコいいんですよね。後席の背もたれが直立で、リクライニングもないので後席に座ってロングドライブはちょっとキツイかもしれませんが、夏なら許せそうな気もします。中古車では、2000年代のモデルならすでに200万円を切る価格のものもあります。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

新着情報