この記事をまとめると
■運転手のオアシスであるドライブインはいまその数が減っている
■プロドライバーのみならず多くの人が訪れる
■今回は「大阪屋食堂」を紹介
和洋中の豊富なメニューを用意する「大阪屋食堂」
急速に数を減らしている運転手のオアシス、ドライブイン。大型の駐車場を完備するドライブインはプロドライバー御用達の場所としてはもちろん、地元の馴染み客には欠かせない存在。平成以降、高速道路やバイパス道路網の発達で旧幹線道路の車両通行量の減少、さらにはコンビニエンスストアや大手外食チェーン店の台頭によって客足の減少も進み、かつて隆盛を誇ったドライブインは急速に数を減らしていった。
そんな逆境にもめけず、地域やドライバーの食を守り続ける人気のドライブイン「大阪屋食堂」を紹介しよう。
大阪屋食堂は、旧山陽道を前身とする路線、大阪府大阪市北区から福岡県北九州市門司区に至る大幹線道路、国道2号線沿いに位置する。兵庫と岡山の県境付近にあたる岡山県備前市に店舗を構える。大きな幹線道路沿いの24時間営業の食堂なので、当然プロドライバー御用達の店ではあるが、宴会場や仕出し料理の提供など地域に根ざした食堂でもある。
モータリゼーションの変化で古式ゆかしいドライブインは減少しているが、ファンの多い大阪屋食堂となれば話は別のようだ。事実、TBS系列『坂上&指原のつぶれない店』や、NHK『ドキュメント72時間』で放送されるなど、TV番組でもたびたび取り上げられている。
モットーは、「和洋中のお料理それぞれのおいしさを知りつくし、ご予算にプラスアルファのおいしさを提供します」とのこと。
さらには「目の前には豊穣の瀬戸内海、そして中国山地を背にする恵まれた環境。大阪屋では市場から直送の新鮮な海の幸、山の幸をふんだんに使っています。厳選した素材だからこそ、おいしさもひときわ引き立つのです」というから、期待は高まる。