猛暑の夏はクルマのトラブルも多発! 最悪なドライブにならないための「事前チェックポイント」5選+α (2/2ページ)

目に見えない場所もこまめに確認を!

オイル点検

 エンジンオイルももちろん重要。メーカー指定の交換サイクルを守っていることは大前提として、長距離ドライブ前には、レベルゲージ(もしくはメーターのモニター)で、規定量までオイルが入っているか点検しよう。

ブレーキフルード、ウォッシャー液

 ボンネットを開いたら、ブレーキフルードやウォッシャー液がちゃんと入っているかも見ておくこと。夏はフロントガラスに虫がぶつかってきたりして、意外にウォッシャー液をよく使う。タンクを見て半分以下なら早めに足しておこう。

 ブレーキフルードが少ないときは、パッドの残量が少ないか、フルードがリークしている可能性があるので、整備工場で点検を。

その他

 ファンベルトの張り具合やクラックなども見ておきたいし、センサー類のトラブルも多くなる季節なので、余裕があれば、ディーラーでOBD(車載式故障診断装置)による点検もしておくと安心。

 ワイパーブレードも、1年以上交換していなければ、このタイミングでの交換がおすすめ。

 あとは海辺に出かけたら、早めに洗車して、塩分を洗い流しておくことも大事。できれば下まわりも洗車できるコイン洗車を利用するのがベター。

 なお、ここに挙げた点検は、ディーラーやカー用品店で行っている、「愛車無料点検」などを利用すると、全部チェックしてもらえるので、こうしたサービスを利用するのも賢いやり方(予約しておくのが無難)。

 これだけ暑いのに、ノーメンテナンスで長距離ドライブなんて、冒険に等しいと思って、事前に確実な点検を心がけるようにしよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
趣味
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