この記事をまとめると
■高速道路の工事には「計画された工事」と「必要が生じた際の臨時工事」の2種類がある
■「集中工事」や「リニューアル工事」はあらかじめ計画がされた道路工事
■「緊急工事」は事故などで設備が損傷した場合の臨時の工事なので予測は不可能
渋滞を誘引する道路工事
仕事やレジャーでよくクルマの移動を行っている人は、道路工事に対する意識も高いでしょう。
とくに高速道路の工事は、高速に乗って渋滞に巻き込まれてから気付くことも多く、逃げ場がなくなって時間が取られるのを諦めるしかなくなるので、注意しているという人も多いと思います。
いつもできるだけ速やかに移動を済ませたいと考えていれば、移動の効率を悪くする要素である工事に対して敏感になり、ニュースなどを積極的にチェックする人も少なくないでしょう。
そうでない人も、ラジオやテレビでも大きな高速道路の集中工事の告知がたまに流れてくれば、「混むのがイヤだからその時期のその区間は避けていこう」と対策を考えます。
しかし、ホームページを見ないと知ることができないようなマイナーな工事については、さすがに常にチェックしているという人は少ないでしょう。
少し意識を向けて見ていると、高速道路の工事にもいくつか種類があることに気付くでしょう。
先述の集中工事やリニューアル工事は定番ですが、たまに緊急工事が行われているという告知を聞くこともありますよね。言葉の印象はなんだか物々しい感じを受けますが、その実態を知っている人はどれくらいいるでしょうか?
ここでは、その緊急工事がどういったものなのかをちょっと掘り下げてみたいと思います。