悪気はなくても一発アウト! クルマ好き同士の会話で出がちな「地雷ワード」7選 (2/2ページ)

信用も仲間も失いかねない軽はずみなひと言

4)程度よくないよね

 オフ会やPAなど。多くの趣味系のクルマが集まっている場で、脳内で思っていた「程度よくないよね」が、言葉としてつい発言してしまうケースがあります。オーナーが近くにいなければそれで済んでしまうかもしれませんが、たまたまこの失言を耳にしてしまうと、場の空気が何とも「よろしくないもの」になってしまいます。

 本人も無意識のうちにやってしまいがちな「うっかり発言」、自戒を込めて気をつけたいものです。

5)まだ乗ってるの?

「まだ乗ってるの?」悪気はなく、ついうっかりだったり、じつは褒め言葉だったりすることもありえます。これって言葉にして発した人や受け止める側のキャラクターによってニュアンスがまったく変わったものになりそうです。つまり、本人は好意的な意味合いで伝えたつもりなのに、言葉足らずで誤解されることも多そうないいまわしです。

「まだ乗ってるの? きれいにしてるねー」など、ひとこと付け加えるだけでも、相手の受け止め方がかなり変わりそうです。

6)何で売っちゃったの?

「何で売っちゃったの?」これはもう、確実に嫌われるフレーズ、地雷確定です。ほかに欲しいクルマが見つかったのでやむを得ず、維持費がかかるから、子どもの養育費のため……などなど。さまざまな理由があるにせよ、かなりの確率でやむを得ず手放したケースが予想されます。

 つまり、元オーナーとしては触れて欲しくない領域と考えるのが妥当です。場合によっては傷口に塩を塗ることになりかねないかも。いわれる側だとしたら、これはけっこう辛いです。

7)モテなさそう……

「モテなさそう…」これも脳内で思っていたことがついうっかり……のケースが考えられそうです。もしかしたら、オーナー自身もある程度は自覚しているかもしれませんが、他人に指摘されるのはまた別の話。ましてや「モテなさそう……」ですから、あとからどうフォローしても褒め言葉には受け取ってもらえません。数ある「確実に嫌われるフレーズ」のなかでも、もっとも言葉に発してはいけないキーワードといえそうです。

まとめ)たいていは「よかれ」or「うっかり」=空気が読めない?

 クルマ好き同士の会話に限らず……ではありますが、確実に嫌われるフレーズって、たいていは「よかれ」か「うっかり」のように感じます。言葉を発している本人に悪気がないのがいかんともしがたいところです。つまり「空気が読めない」という結論に至りそうです。

 自分自身への戒めを込めて……であることはいうまでもありませんが、言葉にする前に脳内変換するなり、脳内ストップをするなり、一定の配慮が求められそうです。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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