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やっぱクルマはMTだろ! と念願のゲットもあれ? マジかよ……な「ガッカリポイント」のあるMTとその搭載車5台 (2/2ページ)

やっぱクルマはMTだろ! と念願のゲットもあれ? マジかよ……な「ガッカリポイント」のあるMTとその搭載車5台

この記事をまとめると

■MT車に乗ってみたいと考えている人は意外と多いといわれている

■乗ってみると操作フィーリングに違和感があるモデルが存在する

■左ハンドルモデルを右ハンドル化した輸入車は構造上の問題から違和感が出やすい場合がある

乗ってみたら意外と操作がしにくい!?

 新車販売台数のシェア的には全体の2%程度まで落ち込んでいるMT車ですが、近ごろではKINTOが往年のセリカXXやMR2、80スープラなどのMT車をレンタルするサービスを開始したり、新車で限定モデルとしてMT車が発売されて即完売するなど、趣味のクルマとして、憧れのクルマとしての価値は、むしろ上がっているようにさえ思えます。皆さんも、いつか乗ってみたいと思っているMT車があるという人は多いのではないでしょうか。

 ただ、いくら憧れて買ったMT車とはいえ、すべてが思いどおりとはいかないこともあるようです。多くのMT車ユーザーを取材した経験から、聞こえてきた声のなかで「ここがちょっとガッカリだった」というポイントをご紹介したいと思います。

 まず1台目はスズキ・ジムニー。世界最小の本格クロカン4WDで、高い悪路走破性にファンが多く、現行モデルはデザインの魅力もアップ。いまだに納期が1年以上ともいわれている大人気モデルですが、MTモデルのユーザーから「シフトレバーの位置が低くて操作しにくい」という声がチラホラ。

 ATモデルはあまりレバーを操作しないため感じないのですが、MTモデルは頻繁に操作することと、着座位置が高めなので腕を伸ばす必要があること、ハンドルから遠いこと、などによって、頻繁な操作の際に「もっと近くにあったらいいのに」と思うようです。そのため、わざわざシフトレバーを伸ばすアクセサリーなどを装着している人もいました。

 2台目は、女性など小柄で足のサイズが小さい人はなんとも感じないのかもしれませんが、男性など大柄で足のサイズが大きい人からすると、「狭い!」という声があるのが、以前は日本でも販売されていたフィアット500のMTモデルです。

 輸入車でもともと左ハンドルが主流となっているモデルを、右ハンドルにしているモデルにはありがちなのですが、どうしてもインパネの内臓物の構造上、ペダルの位置がぎゅうぎゅうになってしまうことがあり、コンパクトサイズの500ではそれが顕著となってしまったようです。

 長く乗っている人のなかには、クラッチ操作をする左足の靴の側面がズリズリと毛羽立ってくる、という声も。でもそれも、運転するのが楽しくてついついたくさん乗ってしまうから、ということなのが微笑ましいですね。

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