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一般道より高速のほうが「安く済む」場合あり! タクシー料金は「一般道」と「高速」で算出方法が違う (2/2ページ)

一般道より高速のほうが「安く済む」場合あり! タクシー料金は「一般道」と「高速」で算出方法が違う

この記事をまとめると

■タクシーの料金は距離と時間の両方で算出されるのが一般的だ

■高速道路を通行する場合には時間は加算されない

■一般道が混雑している場合は高速道路を利用したほうが安価になる場合がある

タクシーには課金されない条件があった

 タクシーの料金は、距離と時間の両方によって算出されるのが一般的です。しかし、とある条件になると時間による料金が加算がされないことをご存じでしょうか。今回は、タクシーの料金の加算方法の基本や時間の経過による加算がされない条件について解説します。タクシーを利用するときの参考にしてみてください。

タクシーの料金は基本的に距離と時間で加算される

 まず、タクシーの基本的な料金の算出方法について改めて解説します。

 タクシーの料金(運賃)は、基本的に「距離」と「時間」の両方によって加算される「時間距離併用運賃」を採用している場合が多いです。

 つまり、距離が伸びるほど運賃が高くなるだけでなく、信号待ちや渋滞などクルマが動いていないとき、極低速で動いているとき、ストップ&ゴーを繰り返しているときも時間に応じた料金が加算されるということです。

 この時間距離併用運賃は、主に一般道における運賃形態となります。よって、渋滞にハマると時間の経過とともにメーターが上がっていくのです。

高速道路では一般道とは異なる加算方法によって計算される

 次に高速道路における運賃形態についてです。

 タクシーで目的地へ向かうために高速道路を利用した場合、高速道路通行中の料金は、高速道路の利用料と走行距離に応じた運賃のみ加算されます。そのため、一般道における運賃形態にあった時間に応じた運賃が加算されないケースが多いです。

 よって、高速道路上で渋滞にハマったり、断続渋滞で進んだり止まったりしているときは、時間による運賃の加算がされません。

 なお、高速道路の利用料は、一般的な乗用車と同じ区分の料金となります。そのため、タクシーだからという理由で割高な高速料金が請求されることはありません。

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