この記事をまとめると
■クルマの洗車に水は欠かせない
■エンジンルームの洗浄は電装品の養生が必須なので素人にはオススメできない
■夏場の日中の洗車は水がすぐに乾いて「水シミ」が発生しやすいので要注意だ
どこでも水をぶっかけていいわけじゃない!
洗車の基本は水洗い。汚れた部分に水をかけ、ほこりや汚れを洗い流すのが第一。
しかし、どこもかしこも水洗いすればいいというものでもない。クルマは大雨のなかでも走れる設計されているので、濡れて困る部分は少ないが、それでも完全防水ではなく、水洗いNGの箇所もある。
とくにエンジンルームの水洗いは要注意だ。
バッテリー、ヒューズボックス、ECUなどの電装品に水をかけるのは厳禁。コネクター類も濡らしたくはないし、エアクリーナーボックスにも水が入るのは避けたいところ。洗車のプロや整備工場などでは、ときどき高圧洗浄機でエンジンルームを丸洗いしていることがあるが、あれは水がかかってはいけない場所を、ビニールなどでしっかり養生しているからできること。素人が安易にまねるのはトラブルのもとだ。
なので、ユーザーが自分でエンジンルームのクリーニングをするときは、市販のムース状の専用クリーナーを使うか、ウエスで水拭きするぐらいにしておこう。