条件次第では拒否される可能性あり!
必ず長距離利用できるとは限らない
法律の条文でも定められているように、原則としてタクシーは長距離利用を断ることはできません。しかし、場合によっては断られる可能性があります。
長距離利用を断られる可能性として考えられるのは以下の条件の場合です。
・ドライバーの業務時間(乗務時間の残りがわずかの場合は断られる可能性がある)
・上限距離(1人のドライバーが1日で走行できる距離の上限が迫っていると断られる可能性がある)
・燃料の残量(目的地まで行って戻って来れない可能性がある場合は断られることがある)など
このようなさまざまな事情によって長距離利用を断られてしまう可能性があります。ただ、ドライバーにとってもタクシー会社にとっても長距離利用の乗客を逃したくないというのが本音です。
そのため、長距離利用を申し込まれたドライバーは、本部に連絡し、どのようにすべきか指示を受け、それぞれの状況にあった対応をするケースが多いです。
長距離利用するときは事前に問い合わせておこう
タクシーで長距離移動をする際は、事前に問い合わせて長距離の利用が可能か確認し、あらかじめ予約しておくことをおすすめします。
ただ、やむを得ない理由によって街なかを走行しているタクシー(いわゆる流しのタクシー)で長距離利用を依頼せざるを得ない場合もあるでしょう。
このようなときは、乗車する前に「(目的地)まで行きたいのですが大丈夫ですか?」とひと声かけ、乗車ができるか、呼び止めたタクシーに乗車できない場合は別の車両の手配をしてくれるか確認することをおすすめします。