通勤からプライベートで使ってもOKなレクサスやメルセデス・ベンツを会社が用意……って羨ましすぎ! 欧米の文化「カンパニーカー」ってなに? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■欧米ではカンパニーカー制度を採用している企業が多い

■カンパニーカーは仕事だけでなく通勤や休日の私用にも使うことができる

■日本でもカンパニーカー制度を導入する企業が増えることを期待したい

仕事だけじゃなくプライベート使用できるクルマを会社が支給

 欧米で現地企業に勤める人と休日に会うと、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、レクサス、インフィニティ、アキュラなど高級モデルで約束の場所に家族とともにやってくる場合がある。個人資産が潤沢で、また給与水準もかなり高いので、こうした上級モデルを所有しているかと思うと「これは、カンパニーカーだから」と答える人が少なくない。

 日本人にとって、このカンパニーカーという用語はあまり知られていないのではないだろうか。ところが、欧米の企業で働く人にとっては、カンパニーカーは日常的な存在として広く知られているのだ。

 カンパニーカーについて、簡単に表現すれば、社員が普段使う自動車を「会社もち」にすることだ。そう聞くと「日本でもある、社用車とか営業車とか、そういう自動車と何が違うのか?」と思う人もいるだろう。

 日本の社用車や営業車は、基本的に就業時間に使用することが原則だ。

 欧米でのカンパニーカーでは就業時間以外の自宅からの通勤や、また休日の個人的な用事でも利用が可能な設定もできるのが特徴だ。一般的には、管理職以上の職務をもつ人が企業側と就業契約を結ぶ際、カンパニーカーが含まれる。要するに、処遇の一部という考え方だ。

 国や企業によって、カンパニーカーの法的な位置付けに若干の違いがある。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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愛車
トヨタ・ハイエースキャンパーアルトピア―ノ等
趣味
動物たちとのふれあい
好きな有名人
聖徳太子(多くの人の声を同時にしっかり聞くという伝説があるので)

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