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乗用車の比じゃないほどの距離を走るタクシー! 走りまくっているのにナゼ「汚れた」車体を見かけないのか? (2/2ページ)

乗用車の比じゃないほどの距離を走るタクシー! 走りまくっているのにナゼ「汚れた」車体を見かけないのか?

この記事をまとめると

■長い走行距離を走っているにもかかわらずキレイな個体が多いタクシー

■タクシーは乗務前かあとにほぼ必ず洗車をしている

■タクシーはほぼ毎日稼働するから小さな傷は直さないことがほとんどだ

タクシーはどうしていつも綺麗?

 街なかのタクシーを見ると、いつもキレイな状態になっているケースが多いです。なぜ、走行距離が長く、長時間にわたり乗り続けていてもキレイな状態なのでしょうか。今回はタクシー乗務員の経験もある筆者の体験談も交えながら、タクシーがキレイな理由を解説します。

タクシーの洗車頻度は乗務ごとにするのが基本

 タクシーがキレイな理由は、お客さまに気持ちよく乗ってもらうために、乗務ごとに洗車をしているためです。また、次の乗務員が乗るときにクルマをキレイにしておいたほうが気もちよく乗れるからという内部事情もあります。

 このようなさまざまな事情があるため、タクシーの乗務員は乗車ごとに洗車をしているのです。ただし、乗務前に洗車をするか、乗務後に洗車をするか、乗務前後に洗車をするかは、その日の天候や花粉・黄砂などの飛来物の付着状況によって異なります。

タクシーの洗車方法とは?

 タクシーの洗車方法は、車庫で洗う(手洗いもしくは洗車機)、または外部の洗車場(ガソリンスタンドやタクシーをメインとした洗車場)の利用の2パターンです。

 筆者が勤務していたタクシー会社には車庫に洗車場があり、手洗いと洗車機を選ぶことができました。筆者は、洗車することが好きという理由と車庫の洗車機の利用料金が自腹という理由から、いつも手洗い洗車をしていました。

洗車時間は有効活用

 筆者と同じような考えで手洗い洗車している乗務員は多く、手洗い洗車をしながら業務中にあったことを話したり、ライブやイベントなどお客様が増えそうな場所の情報共有をしたり、雑談をしたりしていました。そのため、洗車の時間を乗務員同士のコミュニケーションの時間として活用していました。

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