標識に落書きにステッカーの貼り付けは「懲役or罰金」のある罪! 善意での「勝手に修繕」もまた罪になる可能性があった (2/2ページ)

標識へのいたずらを見つけたら勝手に直さず通報を

もし標識の落書きやステッカーを見かけたら?

 法律でイタズラが禁止されているにもかかわらず、実際の道路では標識や標示などへのイタズラを見かけることがあります。

 もし、標識や標示にイタズラされていることに気がついたときは、「標識Box(標識意見箱)」を通じて修繕の依頼をしてください。また、「LINE」アプリを使って道路の損傷を通報できるシステムも令和6年3月29日正午から開始されています。

 ただし、標識の倒壊や交通事故による破損など、緊急性が高い場合は110番通報してください。

標識・標示や道路の損壊などを見つけたら連絡しよう!

 道路標識や標示、信号機や道路の損壊などを見つけた時は、通報システムを通じて速やかに通報・修繕依頼をしましょう。

 そのままにしておくと、運転者が標識や標示などを正しく読み取れず、誤った判断をしてしまい交通事故に発展する可能性があります。そのため、「標識Box」や「LINE」アプリを通じて通報する方法を一度見ておくとよいでしょう。

国土交通省:標識Box(標識意見箱)

警視庁:標識・標示の修繕等

国土交通省:日本全国の道路異状の通報がLINEアプリから可能となります

 なお、道路標識および道路標示、信号機などを勝手に修理をすると、道路交通法第115条や器物損壊罪などの罪に問われる可能性があります。そのため、イタズラされた標識や標示をいち早く直したい場合でも、通報システムを使って修繕依頼するようにしてください。


齊藤優太 SAITO YUTA

ライター/インストラクター/ジャーナリスト

愛車
A4 35 TDI
趣味
ドライブ・洗車・音楽鑑賞・楽器演奏
好きな有名人
BLUE MAN

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