ガチのレーシングカーなのに庶民でも購入可能な価格だった! 維持費も安い「VITA」がめちゃめちゃお得な選択だった (2/2ページ)

市販車よりもランニングコストを安く抑えることもできそう

ランニングコストの安さも魅力

 VITA-01のうれしいポイントはランニングコストの安さだ。使用頻度やレース参戦の回数によるが、ブレーキやタイヤの減りが少ない。もちろん、勝ちを狙うのであれば毎回レースごとに新品を導入している人もいるが、練習走行程度であれば、ブレーキパッドは1シーズンもつという声もあるほど。タイヤも車重が軽いため減りが少ない。練習走行で使うのであれば、ユーズドを使いまわすこともできるだろう。

 また、タイヤは現在ダンロップのワンメイクとなっていて、溝があるためレインとスリックをわざわざ使いわける必要もない。エンジンとトランスミッションも市販車と同じであるため、メンテナンスするにしても運転するにしても扱いづらさや気を遣う部分が少ないのも、ランニングコストが安い理由だ。

 レースに出場しなくても、サーキット走行の練習用のクルマとしてVITA-01を購入するというオーナーもいる。確かにナンバーが付いていないため、サーキットまで何らかの手段でもってこなければならないが、その問題さえクリアすれば、下手な市販車でサーキット走行するよりも安くランニングコストを抑えることができるだろう。

 そして、もしVITA-01を購入して最終的に乗らなくなったとしても、全国各地でレースが開催されているため、買い手が付きやすいというのもうれしいポイントだ。レーシングカーとしてのリセールバリューの高さも魅力のひとつだ。

 買ってヨシ、走ってヨシ、レースに出てヨシ、そして売ってもヨシなレーシングカーであるVITA-01。ショップによってはサーキットでの体験試乗会も開催されているので、気になった方は調べてみてはいかがだろうか。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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愛車
マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
趣味
スポーツ走行、写真撮影、ネットラジオ鑑賞
好きな有名人
織田裕二、駒形友梨

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