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相手が「モノ」だからって逃げちゃダメ! ガードレールや標識にクルマをぶつけた際の正しい「事後処理」とは (1/2ページ)

相手が「モノ」だからって逃げちゃダメ! ガードレールや標識にクルマをぶつけた際の正しい「事後処理」とは

この記事をまとめると

■カーブミラーやガードレールなどを損壊した場合の対処法を解説

■まずは負傷者を救助したあとに警察に届け出をして保険会社や道路管理者へ連絡

■設置物によって管理者が異なる場合があるので確認して全ての管理者に連絡

道路設置物を損壊したら警察に連絡を

 ガードレールやカーブミラーなど道路設備が損壊している状態を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。このような道路設備の損壊の多くは事故が原因です。では、もし自分が道路の設備を壊してしまったらどうしたらいいのでしょうか。今回は道路設備を損壊してしまったときの対処法や責任について解説します。

道路設備を壊したらどうすればいい?

 ガードレール、カーブミラー、標識、中央分離帯など、道路設備を壊してしまう事故を起こしてしまった場合は、まず負傷者がいないか確認しましょう。負傷者がいる場合には、負傷者の救護をして救急車を呼び、病院へ搬送してもらいます。

 負傷者の救護が終わったら、警察に連絡をして交通事故の届け出をしてください。事故の届け出が終わったら、加入している保険会社や道路管理者へ連絡し、その後の対応について決めます。

 負傷者がおらず、道路設備に付いてしまったキズが小さく、クルマの運転を続けられる状態であっても、事故の届け出は必ずしてください。自走できる状態だからという理由でその場から立ち去ってしまうと「当て逃げ事故」という扱いになる可能性があります。そのため、どんなに小さな事故であっても、警察への届け出、保険会社や道路管理者への連絡は必ず行ってください。

 また、道路設備の損壊や落下物などを見つけた場合もそのままにせず、「#9910」に連絡してください。これは道路緊急ダイヤルといって、道路の穴ぼこ、路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や路面の汚れなど道路の異状を24時間受け付けています。電話番号は全国共通「#9910(24時間受付・無料)」です。

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