昔のクルマはこれをやらないとギヤが入らなかった
最後にダブルクラッチ。これは還暦以上のドライバーか、少し前のバスの運転手さんが使っていたテクニック。
シンクロが弱っていて、シフトチェンジの度に、ギヤが鳴くようなときに使う操作だ。
シフトアップ時(2速→3速)
①クラッチを踏む
②シフトレバーを2速からニュートラルの位置へ
③ここで一度クラッチをつなぎ、再度クラッチペダルを踏んで
④3速に入れ、クラッチをミート
シフトダウン時(3速→2速)
①クラッチを踏んでシフトレバーを3速からニュートラルへ
②クラッチをつなぎ、アクセルを軽くひと吹かし
③クラッチを踏んでシフトレバーを2速へ
④クラッチをミートさせる
こうすれば、シフトが渋く、入りづらいクルマでもシフトチェンジがスムースにできるはず(真冬の朝イチなどには有効)。
しかし、走り出してしばらくたって、ミッションオイルが温まってきても、ギヤの入りが悪いようなら、ミッションオイルの交換か、ミッションのオーバーホールを考えた方がいい!?