多くの参加者・来場者が楽しめるコンテンツも多彩
ニーズに合わせた走行コンテンツ
サーキットを舞台にしているというだけあって、走行コンテンツが多く実施された。スポーツ走行では、近年のモデルを中心にサーキットでのフリー走行を実施。若松社長が参加したアクティブ走行は、先導車両の後方に隊列を作って走行し、富士スピードウェイの約1.5kmもあるホームストレートを体験できる内容であった。そのほかにも速度を落としたエンジョイ走行も行われていた。
よりドライビングを磨きたいというオーナーに向けてはドライビングアカデミーを実施。マルチコースやショートサーキットでのレッスンを終えた後、レーシングコースを先導アリで走行し、一日の締めくくりとなった。
実際に運転しなくてもその速度を体験できるサーキットタクシーも行われた。8名の当選者がプロドライバーの運転するC8コルベットの助手席に乗り込み、レーシングコースを走行。その高いパフォーマンスを存分に堪能できる内容となっていた。
コンクールデレガンスやキッズ向けコンテンツも
そして、毎年恒例のコンクールデレガンスも開催。今年は参加者の投票だけではなく、来場したメディアの投票によって賞を与えるメディア特別賞もあった。筆者は希少なC4コルベットZR-1に投票した。希少なZR-1でなおかつ現役で走ってそうな雰囲気が決め手だ。
最終的にコルベット部門で受賞したのは、これで3年連続受賞となる2021年式C8コルベット、カマロ部門で受賞したのはボンネットのグラインダータトゥーと走りのチューニングが特徴の2018年式カマロSS、そしてメディア部門は希少な2015年式カマロZL1が受賞した。
子ども向けの各種ワークショップやメカニック体験も行われていて家族で来場し、1日楽しめるイベントとなっていた。
イベントの最後を締めくくったのはパレードラン。コース上はコルベットやカマロを中心としたシボレー車が隊列を為して走行し、そのまま解散となった。
来年もまた、コルベットの新モデルが発表されることになるかどうか、それはわからないが、シボレー・ファンにとっては充実した1日となる「シボレー・ファン・デイ」。いまから次回開催を楽しみにしている人も多いことだろう。