インズウェブの自動車保険一括見積もりを使ったらどれくらい安くなる? 口コミや評判について
目次
自動車保険一括見積もりとは? どれくらい保険が安くなる?
ひとえに自動車保険といえども多種多様。自動車ユーザーにとって数ある自動車保険(任意保険)から最適な商品を選ぶことは、けっこうハードルが高いですよね。
そんなとき、強い味方になるのが自動車保険一括見積もりサイト。このサービスは複数の保険会社の料金を一度に比較できる便利なツールのため、利用者は時間や労力を節約し、最適な保険を選ぶことができます。
これらのサービスはいくつかありますが、いずれも簡単な情報入力で、複数の保険会社から見積もりを受け取ることは同様。
自動車保険一括見積もりサイトについては、「【2024年最新】自動車保険一括見積もりサイトのおすすめはどこ?ランキングで紹介」にて詳しく解説しています。
「自動車保険が高い」と悩んでいる方へ
- 「自動車保険、今の保険が正しいか分からない方」は、自動車保険一括見積もりを利用
- 「自動車保険一括見積もり」で複数社に見積もり依頼し、保険料の節約しましょう
- インズウェブなら、最大20社の保険会社の見積もり結果をリアルタイムで比較可能
利用者はそれぞれの保険内容や料金を比較し、自分にとって最良の選択をすることができ、しかも保険への加入を強制されることはありません。
今回紹介するインズウェブも自動車保険一括見積もりサイトのひとつ。無料で利用できるのはもちろん、平均で3万円以上も保険代が安くなるという同サービスを試してみました。
インズウェブの自動車保険一括見積もりの特徴について
自動車保険一括見積もりサイトのパイオニアとなるインズウェブ。自動車保険一括見積もりサイトのなかで多くのユーザーが利用しているサービスですが、どのような特徴があるかを見ていきましょう。
最大20社の一括見積もりが可能
このサービス最大の特徴といえるのが最大20社の一括見積もりを行えること。代理店型、ダイレクト型問わずテレビCMなどでおなじみの保険会社もそのなかには含まれています。
具体的にはあいおいニッセイ同和損害保険、損保ジャパン、三井住友海上火災保険、アクサ損害保険、イーデザイン損害保険などなど。
知名度が高い保険会社ばかりなので安心して自動車保険一括見積もりを利用できます。
安くなった保険金額は平均で年間3万6682円
初めて自動車保険を申し込む人はもちろん、保険会社の乗り換えを考えている人によって重視したいのが保険料の安さ。
その点インズウェブは、初めて利用される方の保険料が平均3万6682円(年間)と実績抜群のサービスです!
自分が求める保険の条件を踏まえつつ、できるだけ保険料を安くしたいというニーズをかなえてくれるのは大きな特徴といえるでしょう。
最短3分で申込可能。しかも結果がすぐわかる
自動車保険にかかわらず各種一括見積もりサービスの利便性は高いものの、なかには入力や申込が面倒なものも少なくありません。
しかしインズウェブは見積もり依頼のために必要な入力は最短3分で可能。見積もり依頼後に送付される保険会社からの見積もり結果も早いのが特徴です。
利用者を対象とした口コミが充実
インズウェブのホームページには同サービスを利用した人からのアンケートや口コミが多数掲載されているため保険会社選びに役立ちます。
「自動車保険ランキング」をはじめ「年齢別安い自動車保険ランキング」、また口コミではないですが「自動車保険サービス比較」、その他、自動車保険の詳しい概要などその内容は教科書ともいえるほど。
インズウェブで自動車保険一括見積もりを依頼しない人にとっても一見する価値は高いページです。
抽選でプレゼントキャンペーンを実施
キャンペーン期間中にインズウェブの自動車保険一括見積もりを利用すると抽選で各種賞品がもらえるのは利用者にとって嬉しい特典です。
商品はキャンペーンの時期により異なりますが、筆者利用時(2024年5月)は「スシローお食事券3000円分」、「サーティワン・アイスクリーム1000円ギフト券」、「すかいらーくご優待券(500円)」、「ミスタードーナツ・ギフトチケット(200円)」が賞品でした。
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インズウェブの自動車保険一括見積もりの流れ
流れ①:車検証など必要書類を準備
インズウェブの自動車保険一括見積もりを利用するにはサイトを通して各種情報を入力する必要があります。そのため入力前に必要となる(現在契約中の)保険証券や更新はがき、また車検証を用意しておきましょう。
これらの書類が用意できたらサイトに用意された「一括見積もりスタート」ボタンをクリックすることで申込みスタートです。
流れ②:サイトから必要情報を入力(その1)
まずはクルマの情報を入力します。
最初に入力するのは、①初年度登録年月、②メーカー名、③車名、④形式、これらはすべて必須項目となりますので必ず入力が必要です。
続いて入力が必要なのが自動車保険の加入状況。
「現在、自動車保険に加入している」「現在、自動車保険に加入していない」から選択します。
続いて、使用状況の入力に移ります。
①主な使用地(都道府県)、②主な使用目的(日常・レジャー、通勤・通学、業務)③予想される年間走行距離を入力。
続いてその他の改造車かどうかを、はい・いいえで選択します。
流れ③:サイトから必要情報を入力(その2)
引き続き、現契約情報の入力に進みます。
まずはクルマのナンバーを入力。
続いて現在契約している自動車保険の契約内容、①契約中の保険会社等、②保険満期日、③現在の等級、④事故有係数適用期間を入力していきます。
その後、保険金の請求件数、「事故による保険金の請求件数」を選択します。
流れ④:サイトから必要情報を入力(その3)
続いては運転者の情報入力に移ります。
まずは主な運転者について①氏名(主な運転者)、②生年月日、③性別、④婚姻状況、⑤職業、⑥免許証の色、⑦契約者から見た主な運転者、⑧過去1年以内の免許停止、免許取消処分の有無を入力。次ページに移ります。
続いて保険契約者の情報で①自宅の郵便番号、②住所、③居住形態、④メールアドレス、⑤電話番号、これらを入力後、クルマの所有者について契約者本人かその他(配偶者など)を入力します。
流れ⑤:サイトから必要情報を入力(その4)
引き続き保険契約についての情報を入力します。
まずは①対人賠償責任保険金額(無制限、2億円、1億円から選択)、②対物賠償責任保険金額(無制限、1億円、5000万円、2000万円、1000万円から選択)、③人身傷害補償金額(2億円、1億円、5000万円、3000万円、無しから選択)、搭乗者障害保険金額(1000万円、500万円、無しから選択)を入力。
続いて特約について①自動ブレーキシステム(AEB)がついている(はい、いいえ、わからないから選択)、②ファミリーバイク特約(はい、いいえから選択)、保証される運転者(家族以外も保証、本人のみを保証などから選択)を入力。
引き続き運転条件(同居で運転予定者で最も若い方の年齢)、保険に対する希望(保険を選ぶ際に重視する点、保険会社や代理店からのアドバイス、ドラレコやアプリによる新しい保険プランも表示)を入力していきます。
と、ここまで入力が完了したら入力情報の確認が行われ問題なければ「見積もりをGET」ボタンを押すことで一括見積もりが完了します。
流れ⑥:見積もり請求をインズウェブから保険会社に伝達
自動車保険一括見積の申込みは上記入力ですべて終了。ただ最短3分で入力可能、とありますが多くの人はもう少し時間を要することになるでしょう。
とはいえほとんどの項目は選択方式のため入力に手間がかかるようなことはありません。
入力が終了するとインズウェブが提携保険会社に情報を伝達し、あとは保険会社からの見積もりを待つだけです。
流れ⑦:保険会社から試算結果が届く
その後は保険会社や代理店からの見積もりが届きます。私の場合は5社から届きましたが、口コミによると平均的に4〜5社から見積もりが届くようで20社から届くことはないようです。
見積もりで注意したいのが保険会社や代理店によってメールや郵送と送付方法が違うこと。
郵送となると、メールより見積もりが届くのは当然遅くなるため、面倒だと感じる人もあるのではないでしょうか。
流れ⑧:試算結果を元に契約手続き
最終的に、届いた自動車保険の見積もりのなかに納得したものがあれば契約に進みます。
契約方法は各保険会社により異なると思いますが、私の場合はweb経由で完了。すべての工程を振り返っても、とくに労力が必要になるものはありませんでした。
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インズウェブの自動車保険見積もり結果|実際に使ってみた
今回、インズウェブの自動車保険一括見積もりを利用し、新たに契約した自動車保険料金は前年と比較し約7000円安くなりました。
「え、インズウェブのサイトで謳っているほど安くなっていないよね」と思う方はいるでしょうが、私のクルマの年式が古い(2015年)こと。またもともと、ダイレクト型の保険を利用していたことでそこまで安くなることがなかったようです。
逆にいえば、年式が新しく代理店型を利用していてダイレクト型に切り替える場合はインズウェブがアピールするように3万円以上安くなることがあると思います。
実際に使ってわかったインズウェブのメリット
メリット①:条件にあった自動車保険を検討しやすい
インズウェブ最大のメリットは各種情報や保険の付帯条件を入力するだけで複数の保険会社から見積もりが届き保険料金を比較できること。
ネットから簡単に見積もりを出すことができるダイレクト型自動車保険でさえ、複数社で見積もりを取ろうとなるとけっこうな労力がかかりますが、一度の入力で複数の見積もりを確認できるのは嬉しいサービスです。
メリット②:保険料が実際に安くなった
今回、インズウェブの保険一括見積もりを利用した結果、これまで利用していた保険料より安く契約できました。
これまでもダイレクト型をメインに、毎年保険会社を乗り換えることで従来より安く契約できていたので正直、大きく保険料が安くなることはないと思っていたのですが想像以上の結果が実現。嬉しい誤算となりました。
メリット③:自動車保険についての知識を得ることができた
特徴のひとつとして挙げましたが保険一括見積もりを申し込む際、インズウェブのホームページで改めて自動車保険とはどういうものかを確認することができました。
長年、クルマを所有している人にとって自動車保険の存在は運転するための安心感を備えているものだと理解しているのですが、それ以外について詳しく知っている人は多くないはず。
保険の種類をはじめ付帯条件、割引方法など改めて学ぶことで保険料を安くすることも可能なため、一度、インズウェブのホームページを観閲することをおすすめします。
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実際に使ってわかったインズウェブのデメリット
デメリット①:保険会社からの見積もり数が少ない
私も含め利用者の多くが感じると思うのがこれ。最大20社からの見積もりとあるものの、平均すると4〜5社からというのが多いようです。
また私の場合は違いましたが、利用者の声を見ると保険会社から出てきた見積もりをもとに契約しようとすると条件が変わってしまうこともあるようなので注意が必要です。
デメリット②:契約まで面倒を見てくれるわけではない
自動車保険一括見積もりサイトのなかには保険会社と契約まで面倒を見てくれるサービスがありますがインズウェブの場合は見積もりまで。
サービス的に問題はありませんが、自動車保険をはじめて契約する人や保険会社との交渉が苦手な人にとってデメリットといえるかもしれません。
デメリット③:保険会社からの営業電話がくる
個人的に一番のデメリットと感じたのは見積もり依頼後に保険会社(代理店)からしつこい営業電話があったこと。
見積もりについて連絡だけでなく、付帯サービスの追加を求めてくるなど条件を設定して申し込んだ意味がない連絡まであったことは大きな不満を感じました。
とはいえ、自身で直接保険会社に見積もり依頼した場合も保険会社から営業される可能性はありますので、特段インズウェブに限ったデメリットではないとも言えるでしょう。
私にはありませんでしたがネット上の口コミでは自動車保険だけでなく生命保険の勧誘をされたとの声も……。ほかのサービスでも同様の事例があるのでしょうが、デメリットと感じる人は多いはずです。
インズウェブでの自動車保険見積もりがおすすめな人
おすすめな人①:絶対に保険料を安くしたい人
保険一括見積もりを利用したい人の多くは、現在より自動車保険料を安くしたいことを目的としていますよね。
インズウェブの自動車保険一括見積もりはそんな要望に間違いなく応じてくれるサービス。しかも、自分が必要とする保険内容を踏まえたうえで複数の保険会社を比較できることはユーザーにとってありがたいサービスです。
おすすめな人②:自動車保険にある程度詳しい人
インズウェブで一括見積もりを申し込むと複数の保険会社から連絡があるのは前記したとおり。申込時に保険内容についての希望は伝えていたものの、連絡してきた保険会社からは、そのほかの自分には必要ないサービスを勧められました。
もちろん保険内容は多くのサービスがついていたほうが安心できるのですが、必要ある・なしは初めて自動車保険を利用する人などにとってよくわからないはず。
必要ないものをいらないと断れる強い意志とともに、自動車保険の基礎知識がある人のほうが向いているサービスといえるでしょう。
おすすめな人③:保険会社からの連絡を苦にしない人
先ほど記したようにインズウェブの保険一括見積もりを申し込むと多くのユーザーの場合は複数の保険会社や代理店から見積もりが届きます。
基本的にメールや郵送で届くことが多いのですが、口コミを確認すると保険会社から電話で連絡が入ることがあります。
利用者のなかには、電話で連絡が入ることを苦にすることも少なくないでしょう。多くのメリットがあるインズウェブのサービスですが、保険会社からの電話連絡が問題ないと思う方はおすすめできるサービスです。
インズウェブとほかの自動車保険一括見積もりはどちらがおすすめ?
自動車保険一括見積もりサイトのパイオニア
インズウェブを聞いたことがない自動車ユーザーもいるでしょうが、その運営はSBIホールディングという大手金融持株会社。
同社が規制緩和による保険市場の完全自由化が始まったあとの2000年に立ち上げたのがインズウェブです。
いわば自動車保険一括見積もりサイトのパイオニアで利用者数はほかのサービスと比べ圧倒的に多い1,000万人を誇ります。
利用者だけでなく最大20社の保険会社から見積もりが届くところがほかのサービスより多いことも、パイオニアの利点を感じるポイント。
自動車保険に詳しくない人はおすすめしづらい……
インズウェブで一括見積もりを申し込むと複数の保険会社から連絡があるのは前記したとおり。申込時に保険内容についての希望は伝えていたものの、連絡してきた保険会社からは、その他の自分には必要ないサービスをすすめられました。
私の場合は、明確な希望条件があったためいらないサービスを突っぱねることができましたが、これが自動車保険に詳しくない人だと(いい方は悪いが)口車に乗せられて「保険全部乗せ」などになり保険料が高額になってしまうケースもあるでしょう。
これも先程記したようにインズウェブの場合、見積もりから契約まで自ら保険会社と行わなくてはならないシステム。
ほかも概ね同様のシステムですが、別のサービスではオンラインや電話で保険の専門家がサポートしてくれるものがあるため保険に詳しくない人にとっては大きな味方になってくれます。
このサイトを上手く利用するには押しが強い保険会社のスタッフと渡り合える意思の強さや保険の知識が必要となるのは間違いありません。
サービス名 | 保険会社数 | 利用者数 | 情報入力時間 |
インズウェブ | 最大20社 | 1,000万人 | 最短3分 |
保険スクエアbang! | 非公開 | 400万人 | 最短10分 |
ズバット自動車保険比較 | 16社 | 500万人 | 最短3分 |
価格.com一括見積もり | 非公開 | 不明 | 最短5分 |
楽天一括見積もり | 8社 | 不明 | 不明 |
ドコモスマート保険ナビ | 最大12社 | 不明 | 最短10秒 |
保険市場 | 14社 | 不明 | 最短5分 |
イオンのほけん相談 | 最大11社 | 不明 | 最短5分 |
ネットでは厳しい口コミも多いがうまく利用することで満足できる
このように自動車保険に詳しくないままインズウェブを利用するユーザーが多いためか、ネット上では同サービスについて厳しい声も聞こえてきます。
ただ、その内容を見てみるとサービス上のシステムというよりは、保険会社の対応についての内容が大半。
正直いうと、この問題はほかの一括見積もりサービスでも大小あるのが現実です。
利用して改めて感じたのは、毎年の更新時に複数社から自動車保険の見積もりが欲しいなど明確なテーマがある人にとってインズウェブは使い勝手がよいサービスだということ。
保険の条件や車種によって異なるかと思いますが、毎年の更新時、特定の保険会社ではなく保険料が安い商品を契約したい人にとって簡単に自動車保険を比較できるインズウェブはおすすめできるサービスです。
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インズウェブの利用でよくある質問
よくある質問①:20社から見積もりできますか?
当サービスでは、各参加会社等がインターネット用の「見積もり提供基準」を設定し、この基準に合致された場合、お見積もりに立候補する仕組みになっております。ご入力内容と各社の「見積もり提供基準」がすべて合致された場合、20社からお見積もり可能でございますが、合致状況によってはお見積もりに立候補できない場合もございます。
よくある質問②:まだ納車されていませんが、見積もりできますか?
はい。納車前のお車でもお見積もりをご利用いただけます。
よくある質問③:クルマを乗り換える予定ですが、見積もりできますか?
はい。お車の乗り換えでもお見積もりをご利用いただけます。乗り換え後の新しいお車の情報を選択の上お進みいただき、ご契約内容は現在ご加入中の契約内容をご入力ください。
よくある質問④:名義変更をする予定ですが、見積もりできますか?
はい。名義変更をおこなう場合でもお見積もりをご利用いただけます。変更後の名義をご入力の上、ご利用ください。
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まとめ
先ほども記しましたが、自動車ユーザーにとって自動車保険とはあってあたりまえのもの。運転する際の安心感を備えるものだということはわかるものの、正しく認識している人は多くないでしょう。
そのため保険選びもテレビCMなどの影響を受けがちで、適正な保険料かどうかを確認している人も少ないのではないでしょうか。
その点、自分が求める条件(付帯)を備える自動車保険を比較できるインズウェブの保険一括見積もりは、自動車ユーザーに新たな価値観をもたらすきっかけになるかもしれません。
保険料の安さを重視するユーザーにとっても、複数の保険会社でそれぞれ見積もりを取ることはけっこう負担が大きいもの。
面倒な入力を一度行うだけで複数の保険会社から見積もりが届く、保険一括見積もりサービスは自動車ユーザーにとって大きな味方になってくれるのは間違いありません。