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カーセンサーの車買取サービスはおすすめ? 口コミや評判や特徴について紹介

カーセンサーの車買取サービスはおすすめ? 口コミや評判や特徴について紹介

目次

「車一括査定」と「オークション型」をハイブリッドさせた「カーセンサー買取」とは?

 クルマを手放すときにまず考えるのは、中古車販売店や買取専門業者に連絡をして査定してもらうという方法だと思います。

 でもその方法でなるべく高値で買取してもらいたいと思ったときは、地道に何件も店舗をまわったり、あるいは出張査定を申し込んで日程を合わせて査定をしてもらい、その査定額のなかでいちばん高値のところを選ぶというプロセスを経ないとなりません。

 そうなると、忙しいタイミングだったり、住まいの地域に店舗や業者が少ない場合は価格を競り合わせる候補が少なくて、価格や条件の面で妥協しないとならないケースも少なくないでしょう。

 それを解決してくれるのが「車一括査定サービス」です。

 車一括査定サイトについては、「【2024年最新】車一括査定を利用するならどこがおすすめ?ランキング形式で紹介」にて詳しく解説しています。

 これは、WEB上の申し込みフォームに必要事項を入力すると、登録している買取業者のなかから条件に合うところに一斉に査定依頼が送られ、複数の査定結果が得られるというサービスです。

 もうひとつの「オークション型」というのは、インターネット上で一度に多くの提携業者によって競りが行われるというものです。

 全国の登録業者に車両を見てもらえるチャンスがあるので、売却の可能性が上がりますし、購入希望が複数いれば“競り”になるので高値が付く傾向があります。

 一般的な「オートオークション」には専門の登録業者しか参加できませんので個人では利用できませんが、「カーセンサー買取」独自のネットワークで「オートオークション」のような競りによって車両が売却できるのがこの「オークション型」サービスというわけです。

 今回紹介する「カーセンサー買取」は、この2種類の買取査定の方法を合わせたハイブリッドなサービスです。

 ここではその「カーセンサー買取」がどんな特徴のサービスなのか、どんな人に向いたものなのかなど、詳しく紹介していきます。車両を売却したいと考えている人は参考にしてみてください。

「車を高く売りたい」と悩んでいる方へ

  • 「車売却、何から始めたらいいか分からない方」は、車買取会社にまず相談
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カーセンサー買取の特徴について

カーセンサー買取」は、国内最大手の中古車情報サイト「カーセンサーnet」内で展開されているサービスのひとつです。

「カーセンサーnet」は今から40年以上前の1980年代に創刊された中古車情報誌が母体で、現在は2万台を超える中古車情報を中心に、クルマに関するさまざまな情報を提供している一大サイトです。

 その膨大な掲載データや長年の運営で蓄積されたノウハウ、そして多くの業者との提携関係などをバックボーンにして生まれたのがこの「カーセンサー買取」サービスです。

「車一括査定」と「オークション型」を組み合わせた唯一のサービス構成を武器に、戦乱の車買取市場で多くの実績を積み重ねる「カーセンサー買取」の特徴を、項目ごとにわけて見ていきましょう。

■40年以上の歴史を誇る中古車情報誌を母体に持っている

 年配のクルマ乗りの人のなかには、若いころに「カーセンサー」で中古車を探したという人も少なくないでしょう。今ではその主な流れは「カーセンサーnet」に移行して、より手軽に中古車情報にアクセスできるようになっています。

 掲載台数2万2000台以上(2024年4月末現在)を誇る「カーセンサーnet」では、その車両の掲載委託をする多くの業者が提携関係にあります。

 それはつまり、買取の査定を依頼できる業者の多くがそこに控えているということでもあるでしょう。

 その提携関係を結んでいる業者の豊富さが同時に買取サービスのベースも支えていて、単なる数字の多さだけではなく、販売まで含めた厚みのある関係性を築いているといえるでしょう。

■提携業者の数が豊富

「カーセンサー買取」では、提携している業者の数が業界でトップクラスで、700社以上といわれています。

 数だけならほかにもっと多いサービスもありますが、「カーセンサー買取」のみ登録しているという業者もあるようですし、先述の「カーセンサーnet」との厚い関係性による信頼性や良質なサービスが期待できるなど、独自の優位性が評判を高めているという面もあるでしょう。

■最大30社の買取業者に車一括査定が依頼できる

「車一括査定」サービスのメリットは、複数の買取業者に一括で査定の依頼が行えるという点です。
なるべく高値で車両を売却したいと考えている人のなかには、選択肢は多くあるほうが高値が期待できると考えている人も多く、実際にチャンスという点でみればその可能性は高いといえます。

「カーセンサー買取」ではその選択できる買取業者の数が30社と業界随一の数となっていますので、そうした要望にも充分以上に応えられるでしょう。

■「車一括査定サービス」でそのときの最高額の査定が期待できる

「車一括査定」サービスは、複数の業者間で価格の競り合いが行われる仕組みのため、相場よりも高値が期待できるというメリットがありますが、現在、「車一括査定」を行っている車買取サービスはいくつもあり、それだけでは「カーセンサー買取」の優位点とはいえません。

 しかし、「カーセンサー買取」では前述の強力なバックボーンによる確かな提携関係を持った買取業者が多く控えています。

 その部分が「カーセンサー買取」の大きなメリットと言えるでしょう。

■「オークション型」のみ、または両方同時に申し込むことができる

「車一括査定」を主軸に展開するサービスは多くありますし、「オークション型」をウリにしているサービスもいくつかありますが、両方のサービスに同時に申し込めるという点は、「カーセンサー買取」の業界唯一の優位点です。

「オークション型」の最大のメリットは、売却できるチャンスが高く見積もれるという点です。

 国内最大手の「USSオートオークション」に参加する業者の数は5万社だそうです。「カーセンサー買取」の「オークション型」サービスに参加する提携業者数は5000社(以上)とのことですが、買取サービスの数百という数とは文字どおりに桁が違います。

 その分、出品車両が多くの業者の目に触れるチャンスが多くなるので、成約の可能性を高く見積もることができます。

「カーセンサー買取」では、査定の申込時に「車一括査定」か「オークション型」かを選択することが出来るようになっています。オークションで多くの業者に見てもらいたいという場合や電話連絡がイヤだという場合は「オークション型」を選択しましょう。

 また、「車一括査定」の申し込みの最後に「オークション型も同時に申し込む」という項目が選択できるので、贅沢に両方試したいという人はその要望も叶えられます。

■連絡時間やメールでの連絡をリクエストすることが出来る

「車一括査定」サービスではほとんどの場合、査定結果の連絡を電話で行う方法を採っています。

 この電話連絡が頻繁で困るというコメントがSNSや口コミサイトで多く見られ、「車一括査定」は面倒だという評判になっている風潮があります。

「カーセンサー買取」では、そのマイナス意識を改善する方法として、メールでの連絡や、連絡希望時間のリクエストを入力できるようになっています。

「車一括査定」サービスでこの項目を設けているところは少ないので、これはメリットのひとつといえるでしょう。

 ただし、これはあくまでも“リクエスト”なので、自動応答の「オートコールシステム」を導入している大手業者などには対応できない場合もあるようです。

■査定依頼する業者を選択できる

 これも電話連絡に関係することですが、申込時に候補として提示される買取業者のなかから、希望する業者だけに絞ることが出来ます。

「カーセンサー買取」ではサイト内にて評判のよい業者のランキングや、業者の検索、各業者の詳細データなどの情報を知ることが出来るようになっていますので、近くの業者の情報を事前に仕入れておいて、やり取りを遠慮したいと思った業者をリストから外すことが出来ます。

 電話連絡の煩わしい部分を減らすのに活用できるでしょう。

■車両の情報を細かく入力することが出来る

「カーセンサー買取」では、申込時に売却車両の入力が詳細に行える仕組みも用意されています。

 これは申し込みのカンタンさとは相反しますが、詳細なデータを入力することで、売却車両の状態や条件とピッタリとマッチする買取業者にターゲットを絞ることが出来ます。

 詳細データを入力しなければその項目はスルーされるので、その部分の詰めは電話連絡以降で行うことになります。

 上手く活用すれば、効率よく余計な電話連絡を減らせるポイントになるでしょう。

■母体の中古車情報サイトで売却に役に立つ情報が得られる

「カーセンサーnet」には、メインの2万件を超える中古車情報のほか、実際に売買されたときのデータを元にした販売価格の推移や、そのときの人気車種、グレード、色などの情報が掲載されています。

 また、独自に行っている新車&中古車の通販や、中古車を中心にクルマ全体の記事を発信するサービスも行っていますので、それらの情報や記事を楽しみながら役に立つデータを得ることが出来ます。

 ほかにも同様な展開を行っているサービスもありますが、扱っている情報の豊富さやデータの厚みは業界随一といっていいレベルでしょう。

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カーセンサー 公式サイト

カーセンサーの利用の流れ 〜実際に使ってみた〜

 webページからの情報で「カーセンサー」の特色がある程度見えてきたと思います。

 サービスを利用するためには、まず車一括査定サービスへの登録を行いますが、その登録手続きの簡単さも「カーセンサー」の特色のひとつとなっています。実際に登録からの流れを追って、手続きの内容を見ていきましょう。

①webフォームで情報を入力して登録する

 まずは申し込みページのwebフォームに必要項目を記入して登録を行います。

「カーセンサー」の登録フォームは項目が最小限に絞られているのでカンタンです。その後の本人プロフィール情報は手入力ですが、早い人なら45秒も掛からないで入力を済ませられるでしょう。

・売却したい車両の情報(4項目)をプルダウンから選択。

 車両の情報の入力、は最初の「メーカー・車種・グレード」の欄をクリックすると選択項目が表示され、それを選択するとまたすぐ次の選択項目が表示されるようになっているので、候補を選ぶだけで素早く入力を済ませられます。

 続いて年式と走行距離の項目もプルダウンから選択します。この段階では正確な数字でなくともOKのようなので、急ぐ場合はだいたいの数字で済ませましょう。

・車検の時期や色、状態などを入力

 続いて表示される画面で、車検の時期、本体色、事故歴、代替の状態を入力します。
ここもプルダウン式なので項目を選ぶだけで済ませられます。

※ここで下の「▼任意項目:車の型式など」をクリックすると、車両の詳細情報の入力ができます。急ぐ場合はスルーで問題ありませんが、業者の要望とのマッチングを高めたいなら記入しておきましょう。また、「オークション型」の同時申し込みを考えている場合はむしろ入力しておくことをオススメします。

・氏名と連絡先などを入力

 こちらは手入力になります。

 郵便番号を入力し終えると住まいの地域が確定するので、管轄の買取業者の候補が表示されます。
申し込み業者を絞る場合はチェックマークを外しましょう。

※また、ここで画面左下の「▼任意項目:売却希望時間など」をクリックすると、売却したい時期や、電話以外の連絡方法、連絡希望時間帯、出張査定の希望などを業者にリクエストすることが出来ます。(希望に添えない場合もあるようです)

 記入した項目の確認画面が出てくるので、確認が済んだら下にスクロールさせます。

・「オークション型」に申し込むかを選択

 すると「オークション型」に申し込むかどうか確認されますので、希望しない場合はチェックマークを外しましょう。

「プライバシーポリシーと利用規約に」の内容を確認する場合はクリックでその画面を閲覧し、問題ないようでしたら「同意して送信する」ボタンを押して申し込みを完了させます。

 次の画面が表示されますので、念のため番号を控えておきます。

申し込み手続きについて

 申し込みを始めるボタンには「90秒で終わるカンタン入力」とありました。実際に入力を行ってみた感じでは、滞りなくスムースに進めればその時間どおりに済ませることはできそうです。

 ただ、このようなサービスに初めて申し込みを行う人には、細かく表示されている注釈や利用規約などを確認することをオススメしますので、その時間を考えると、時間の余裕を持って入力を始めるようにしたほうがいいと思います。

 また、これは任意の入力なので時間が掛かるのは当然といえますが、車両の詳細な情報を入力する場合は、時間の余裕も必要ですが、車検証などの書類を手元に用意しておくとスムースに済ませられるでしょう。

②業者から査定結果の連絡が来る

 登録時に記入した電話かメール宛てに業者から査定結果の通知が届きます。

 たいていは申し込んだその日のうちに買取業者からの電話が掛かってくるようです。なかには申し込みが完了して間もなく数分後に着信があったとの声もありました。

 これはおそらくPCで自動処理される「オートコールシステム」によるものでしょう。急ぐならすぐに応じるのもいいと思いますが、まだ具体的なやり取りの準備が出来ていない場合もあるでしょうから、そういうときは一旦保留して、余裕が出来たら折り返すようにするといいでしょう。

 申し込みを行った日から2〜3日は複数の着信を覚悟したほうがよさそうです。

 ちなみに「カーセンサー買取」は中古車売買のやりとりを統括している「日本自動車購入協会(JPUC)」に加盟しているようです。そこの規約では、ユーザーの迷惑にならないように、夜9時から朝8時までは電話をかけるのを禁止しているそうです。

 とはいえ、この電話の猛攻自体が日常のリズムと合わないため、歓迎したくないという人もいるでしょう。
しかし逆に、すぐにでも価格交渉に入りたいと思っている人にとってこの反応の早さは大きなメリットだと感じられると思います。

※「オークション型」を申し込んだ場合は、同時進行でオークション結果の連絡も入る

「オークション型」サービスは、「カーセンサー買取」での査定を元に提携業者がWEB上で一度だけ一斉に競りを行うというシステムです。WEB上で行われるので、一般の「オートオークション」より速やかに結果が出ますが、「車一括査定」サービスよりは時間が掛かりますので、「オークション型」を同時に申し込んだ場合はそちらの結果も待つ必要があるでしょう。

③査定の結果を比較してベストな業者と商談する

 すべての買取業者からの初期査定結果を集計して、査定額を比較します。

 そのなかで最高値を付けてくれた業者、あるいは感触のよかった業者を選んで直接の交渉に入りましょう。
交渉の準備が出来たら選別した業者に連絡をします(複数でも可)。

 自身で車両をもち込むか出張査定の依頼をするかを決めて、そのスケジュールを調整します。査定の費用は無料が基本だと思いますが、出張を依頼する場合は念のためその点を確認しましょう。実車を確認してもらうと本査定の結果が出るので、希望額や相場の価格などを伝えて商談を上手く進めましょう。

 提示価格に納得いかなければ、一旦引き上げてからじっくり考えてもいいでしょう。

 また、複数の業者に集まってもらって出張査定を依頼するのも効果的な手法です。その場合は、自身のスケジュールの余裕をみておくといいでしょう。

⑤売却の手続きを行い代金を受け取って商談完了

 商談がまとまったら、車両売却の手続きを行います。

 必要書類を用意して、車両とともに買取業者に引き渡します。

 ごくまれに、代金や書類と車両の受け渡しでトラブルが発生することもあるようです。それを防ぐためには、電話や査定の際のやり取りのときに信頼できる相手かどうかを確認しておきましょう。

 車両を引き渡す前には、シートの下やカーペットの端をめくってみたりして、車両に忘れ物がないように各部をしっかり確認しておきましょう。

 業者から代金が振り込まれたら売買手続きは完了です。

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カーセンサー 公式サイト

実際に使ってわかったカーセンサー車買取のデメリット

デメリット1 :買取業者からの電話連絡が多すぎる

 WEBで査定の申し込みを行って実際に買取業者からの連絡を受ける身になってみると、まだ連絡を受ける準備が出来ていない数分後から着信があったというケースも多いようです。

 知り合いやWEB上での評判を事前に聞いていても、実際にその立場になると「まさか、こんなに早く反応があるとは……」。と戸惑う人もいるでしょう。

 また、なかには「あまりに無遠慮に電話が掛かってきて嫌になった」、と辟易する人もいたようです。

 業者側からしたら、ほかのライバルより早く連絡を取るようにするために、むしろ努力して連絡を急いでいることと思われます。大手の業者のいくつかは先述の「オートコールシステム」によって自動で発信する方法を採っているようなので、頻繁な着信については「そいういうもの」として受け取ったほうがいいかもしれません。

 20時〜9時までの間は電話の発信を禁止しているとのことでしたが、念のため申し込みを行うのは時間の余裕があるタイミングにしたほうがいいでしょう。

デメリット2:車一括査定時の業者の選択肢が少ない場合がある

 これは住んでいる地域や車種などの条件次第なところはあると思いますが、選択肢の表示が30件に満たない場合があるようです。

 選択肢が多ければいいというわけでもないのですが、多いことを期待して申し込みを行ったのに、あまりに少ない場合はガッカリしてしまうこともあるでしょう。

 選択の候補が選ばれる条件は時間帯でも変わるようですので、時間を変えて申し込めばまた状況が変わることもあり得ますが、急いで売却したい場合は数の面では妥協をしなくてはならないこともあるかもしれません。

デメリット3:営業電話をストップする方法が用意されていない

「車一括査定」サービスの多くは、申し込んだあとに「キャンセル」という選択肢が用意されています。商談が予定より早く済んでしまった場合や別のルートで車両が売却できた場合など、買取業者からの連絡が必要なくなったときにそれを止めるのに使えます。

「カーセンサー買取」では、その選択肢が用意されていないようで、時間が経ってから電話連絡があるような場合にそれが煩わしいという声もありました。

カーセンサーがおすすめな人

「車一括査定」と「オークション型代行」を組み合わせたハイブリッドなサービスを行っている「カーセンサー」の特徴や、査定までの流れ、口コミなどを紹介してきました。

 ここまでの流れで「カーセンサー」が数ある車一括査定サービスの中でどういう位置づけなのか把握できたことと思います。

 ここでは、どんなタイプ、シチュエーションの人が「カーセンサー」に向いているのかを見ていきましょう。

おすすめな人1:できるだけ高値で売却したいと考えている人

 車一括査定サービスの利用者がもっとも期待しているのは、査定で高値を付けてもらえるかもしれないという点でしょう。

「カーセンサー」の広告でも「愛車を提示最高額で売却しよう!」と謳っていますので、その期待に応えられるという自信が感じられます。

 少しでも高く売却したいと思っている人は、「とりあえず査定を申し込んでみよう」というくらいに軽く挑んでみて損はしないのではないでしょうか。

おすすめな人2:できるだけ早くクルマを売却したいと考えている人

「カーセンサー買取」に限らず、「車一括査定サービス」の主なメリットのひとつがこの、申し込みから売却までがスピーディに済ませられるという点です。

 クルマを購入するときはじっくり構えて妥協のないように進める人が多いと思いますが、売却の場合は経済的に困っていたり、買い換えのタイミングに押されたりと時間の余裕がないケースも少なくないでしょう。
そんな人にとって、申し込みから手続きの完了までがスピーディに行えるというのは何よりのメリットになることでしょう。

おすすめな人3:電話連絡が煩わしいと思っている人

「車一括査定」サービスの場合は、ほとんどが査定の結果連絡を電話で行っています。口コミなどの評判を見てみると、その頻繁に繰り返される電話の連絡が煩わしいという声が多数見られます。

 そういった人は、もうひとつの「オークション型」を利用するといいでしょう。

「オークション型」は査定の申込みを行ったら、あとはオークションでの競りの結果の報告を受けるだけですので、売却手続きに関する電話連絡は1社とだけ、必要なやり取りのみで済ませられます。

おすすめな人4:詳細なデータを入力して業者を絞りたい人

「車一括査定」サービスの多くは査定申し込みの項目を最低限に絞って手間を省き、ハードルを下げるスタイルを採っていますが、そのぶん、その後の電話連絡が頻繁になり、その対応と調整に時間が掛かってしまいます。

「カーセンサー買取」では、車両の詳細なデータを入力するオプションが用意されていますので、細かく情報を提供することで、たとえばカラーやグレードなどの条件が合わない相手を除外して、交渉の手間を省くことが出来ます。

 これは買取業者とのマッチングのチャンスが減ってしまうという面もありますが、相手が見つかればその後の交渉は話が早いというメリットがあるので、中級者以上の人にはありがたい機能ではないでしょうか。

カーセンサーとほかの車一括査定サービスはどちらがおすすめ?

・「オークション型」に魅力を感じている人にはオススメできる

カーセンサー買取」の特色のひとつは「オークション型」という選択肢が用意されているという点でしょう。

「オークション型」の場合は、まず複数の買取業者からの電話連絡の煩わしさがありませんので、この点だけでも選ぶ理由となる人は少なくないでしょう。

 また、「オークション型」には5000社以上の買取業者が参加しますので、「車一括査定」サービスに比べて売却車両が格段に多くの業者の目に触れることが出来ます。

 つまり、それだけ売却のチャンスが多いということになるので、特殊なカラーやグレードのクルマやマイナーな車種などの場合でも売却の可能性が多く見込めるでしょう。

・提携業者数と査定申し込み可能な選択数の多さは成約に有利

「カーセンサー買取」の提携業者数は同じ「車一括査定」サービスのなかでも最多クラスの700社以上(「オークション型」は5000社以上)を誇ります。

 提携業者数が多いということは、それだけ多様なニーズに応じられる懐の広さをもっているということができるでしょう。

 つまりさまざまな車種や、バリエーション、そして車両の状態に対して売買の条件がマッチする可能性が高いということで、成約のチャンスが高く見込めるということになります。

 そしてその成約チャンスの高さをベースにして、査定を依頼できる選択肢が30社と業界でも最多の設定となっていますので、高いマッチングのチャンスから選ばれた選択肢から、さらに条件のいい業者を選ぶことが出来るということになるでしょう。

 そのときの需要の具合に売却したい車両の条件が合うかどうかは確率の問題もありますが、提携業者数と査定依頼可能数共に業界で最多クラスの「カーセンサー買取」は、成約の可能性の面で最高レベルといえるのではないでしょうか。

サービス名 加盟業者数 同時査定可能な数 業者からの連絡方法 査定業者の選択 成約手数料 成約特典
カーセンサー(一括査定) 700 30社 電話とメール 可能 無料 なし
カーセンサー(オークション型) 5000 1社 電話とメール(成約時のみ) 不可 有料 なし
カービュー 300 10社 電話とメール 可能 無料 なし
ズバット車買取 279 10社 電話とメール 可能 無料 現金(抽選)
ナビクル 100 10社 電話とメール 電話連絡後に選択可能 無料 アマギフ(抽選)
MOTA 800 20社 電話なし 可能 無料 なし
ユーカーパック 8000 ※オークション 電話かメール(代表1社のみ) 不可 無料 なし
グーネット買取 1社 電話とメール 可能 無料 なし
楽天Car車買取 2000 ※オークション 電話なし 不可 有料 ポイント付与

・しっかり下調べをして万全の状態でサービスを利用したい人

「カーセンサー買取」は膨大な中古車情報を網羅する「カーセンサーnet」の一部として運営されています。

 そのため、買取業者とのコネクションがしっかりしていて、そのうえで業者のデータも豊富に蓄えられているようです。

 そして、中古(&新車)車情報のポータルサイトと呼べる膨大な情報と記事が掲載されているので、それを車両売却時の補強データとして活かすことができ、業者との交渉の際にも大いに役立てることが出来るでしょう。

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カーセンサー 公式サイト

カーセンサーの利用でよくある質問

 WEBサイトのよくある質問コーナーなどから抜粋した質問と回答を紹介します。

質問1:車一括査定とオークション型の違いはなんですか?

「車一括査定」は依頼者自身が査定を依頼する買取業者を選択し、査定結果を比較したうえで選んだ業者と交渉し、納得の査定額を選ぶことができます。

「オークション型」はシステムに出品・落札を託して、多くの業者で競われます。その結果、最高額で落札した買取店に売却することができます。

 少しでも高値で売却したい、スピーディな取引を希望する、あるいは自身の交渉によって有利に取引を進めたいと考える人は「車一括査定」が向いているでしょう。

 買取業者からの電話を受けたくない、幅広いマッチングのチャンスが欲しいと考えている人には「オークション型」がオススメです。

質問2:土日も査定は可能ですか?

 土日でも査定の依頼は可能です。

 車両を確認しながらの査定の際は、業者への連絡の際にご希望の日時をお申し付けください。

質問3:サービス利用料はかかりますか?

「車一括査定」サービスにつきましては利用料や手数料は発生しません。 ※成約後の手続きに際する諸費用については買取店にご確認ください。

「オークション型」につきましては成約の際に利用料が発生します。これは代行手数料や陸送費、その他諸経費などの合計となるので、業者によって価格が異なります。

質問4:問合せ出品後は必ず売らなければならないですか?

 必ずしも売らなければならないということはありません。査定額や落札額をご確認の上、売却をご判断いただけます。 納得の価格でお売りください。

質問5:事故車でも買い取ってもらえますか?

 修復前の事故車でも買取は可能ですが、事故の程度に応じて減額されますので、その点は考慮しておいてください。

 修復に必要な費用が販売予定額から利益や諸費用を抜いた額を上まわってしまう場合はいわゆる「全損」扱いとなって、査定額がゼロ、または引き取り費用を戴く場合もあります。

 ちなみに事故で損傷を受けて修復歴のある車両は、査定士が見ればだいたい判明しますので、スムースな取引のためにも事前に申し出ていただくほうがありがたいです。

まとめ

カーセンサー買取」の運営母体は、人材情報やIT事業情報などを扱う、業界最大手の「リクルート」ですので、企業の規模としてはこれ以上無いと言えるでしょう。

 また、「カーセンサー」としての中古車を扱うサービスとしての歴史が40年以上あるので、活動実績としても申し分ありません。

 それに加えて提携業者数業は界最多クラスなので、選ぶ側にとっては不安な業者を除外してもまだ充分な選択肢が残せるという安心感もあるでしょう。

 もちろん中古車売買のやりとりを統括している「日本自動車購入協会(JPUC)」に加盟しているので、WEBサイトの信用性や提携業者の顧客とのやり取りもしっかり管理されていると考えていいと思います。
以上の点から、サービスの安心度は業界でもトップといっていいでしょう。

 また、「車一括査定」と「オークション型」のどちらか、あるいはその両方を選択できる構成は、今のところ車買取サービスとしてほとんどのユーザーを受け止める環境が整っているといえます。

 そのため、車両売却が初めてというユーザーに対しても「まずここを利用してみたら?」とオススメすることが出来ます。

 主なポイントとしては以上のようになるでしょう。そしてそれらのポイントを踏まえて全体を見渡して見ると、総合力の高さこそが「カーセンサー買取」の優位な点であるという見方が出来るかもしれません。

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