クルマはイジリたい! でも不安なのは嫌……そんな声に応えるカスタムのプロ集団「JASC」って何だ? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2024年4月27〜28日に宮城県・夢メッセみやぎで「東北カスタムカーショー」が開催された

■クルマのドレスアップやチューニングを手がけるメーカーやショップの加盟団体「JASC」がブース出展

■得意とするカテゴリーの枠を超えて企業同士が手を取り合ってドレスアップやチューニングを盛り上げている

カスタムメーカーとショップ34社からなる団体

 東北エリアのチューニング&カスタムカー好きにとって、毎年恒例となったイベント「東北カスタムカーショー」が、2024年4月27〜28日に宮城県・夢メッセみやぎにて開催された。

 会場内には、地元東北をはじめとして、全国から有名ショップやアフターパーツメーカーが参加。最新のエアロパーツや脚まわり、ペイント、コーティングなどクルマのドレスアップ&チューニングにまつわるさまざまな新製品や新技術が展示された。

 そんな展示エリアで、ひときわ活気を見せていたのが「JASC(日本オートスタイル協会)」のブースである。JASCという団体名を聞いて、すぐにピンとくる人は多くないかもしれない。エアロパーツを中心に、クルマのドレスアップやチューニングを手がけるメーカーやショップが加盟しており、ユーザーサイドに立った製品作りをモットーに活動している。

 JASC、日本オートスタイル協会が発足したのは、1999年10月1日のこと。設立に先立ち、1999年7月にエアロパーツメーカーの代表が集まって意見交換を行ったことがきっかけだった。当初は複数の代表が集まっての勉強会的なものだったが、2001年1月には『JASC日本オートスタイル協会』という名称を定め、規約を制定して積極的な活動を開始。2024年現在では34社が加盟している。


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