ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーに我らがプリウスが輝いた! プロサングエやブロンコを凌ぐ魅力をデザインのプロが解説!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2024ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーにプリウスが選ばれた

■ライバルにはフォード・ブロンコやフェラーリ・プロサングエが並んだ

■プリウスは安価でありながらスーパーカー並みのデザインが高く評価された

ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーに国産車が輝いた

 今年3月に開催されたニューヨークモーターショーにおいて、トヨタの新型プリウスが「2024ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことが発表されました。発表時から「カッコいい!」と評判のプリウスですが、並みいる世界の強豪を相手に栄冠に輝くことができのはなぜなのでしょうか? 今回はその理由を探ってみたいと思います。

●70台のなかでもっとも優れたデザインを決める

 ご存じのとおり、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーは2004年から行われているワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(現在はワールド・カー・アワードへ改称)のデザイン部門賞です。審査対象はアワードのノミネート車全車で、今年は70台が対象となりました。

 選考は、世界的なデザイン専門家6名によるデザイン委員会が作成した候補車リストによって行われ(日本からは元日産自動車の中村史郎氏が参加)、ファイナリストとしてフォード・ブロンコ、フェラーリ・プロサングエ、そしてプリウスが選ばれました。

 投票は各国のジャーナリスト100名による無記名方式で実施、結果は例年に準じてニューヨークモーターショーにて公表されました。


すぎもと たかよし SUGIMOTO TAKAYOSHI

サラリーマン自動車ライター

愛車
いすゞFFジェミニ4ドア・イルムシャー(1986年式)
趣味
オヤジバンド(ドラムやってます)/音楽鑑賞(ジャズ・フュージョンなど) /カフェ巡り/ドライブ
好きな有名人
筒井康隆 /三谷幸喜/永六輔/渡辺貞夫/矢野顕子/上原ひろみ

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