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中古で買っても期限内なら「新車保証」は継続可! 保証継承のために「12カ月点検」が重要だった

中古で買っても期限内なら「新車保証」は継続可! 保証継承のために「12カ月点検」が重要だった

この記事をまとめると

■新車や中古車を購入すると「一般保証」と「特別保証」のふたつが付帯してくる

■新車保証は期間内であれば全国どこでも対応してくれるし中古車でも一般保証は範囲内であれば受けられる

■保証継承の手続きは有料の12カ月点検を受けてその対象か否かを判断する

「一般保証」は3年6万kmで「特別保証」は5年10万km

 新車を買うとメーカーの一般保証と特別保証が付帯されている。国産メーカーの場合、一般保証は3年間または6万kmの早いほうになる。特別保証は5年間または10万kmという具合だ。

 一般保証は、消耗品や油脂類を除くと大半の装備やメカニズムが対象に入る。保証期間中であれば無料で修理を受けられる。特別保証には、エンジンと補機類、ATなど駆動力を伝達する機能、ステアリング、サスペンション、安全装備などが含まれる。このほかボディ塗装や錆についても保証される。

 上記のメーカーによる新車保証は、全国のどこの販売店でも受けることが可能だ。したがって長期出張などのために自分のクルマに乗って遠隔地まで出向き、出張先で故障したときでも、出先で新車保証による修理を受けられる。

 また、中古車を購入してその車両が3年間または6万kmの範囲内にある場合も、一般保証を受けられる。ただし、名義が変わりユーザーが保証書に記載される使用者でなくなった場合は保証継承(二次保証)の手続きをすることが必要になる。この手続きをすれば、新車保証を受けられるから、年式の新しい中古車を買ったときには必ず行いたい。

 保証継承の手続きは、有料の12カ月点検を受ける。このときに、その車両が保証継承の対象になり得るか否かを判断するわけだ。通常は新車保証を受けられるようになるが、たとえばその車両が違法な改造を受けていたような場合は、保証継承を断られる場合もあるから注意したい。

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