国産ホットハッチの代表や日産のラグジュアリークーペも狙える!
スズキ・スイフトスポーツ(先代)
新車の時点ですでにかなり買い得感のあるスイフトスポーツは、中古車となってさらに買い得感が増している1台だ。ターボモデルとなった現行型もすでに100万円台前半の予算で乗り出せるものも増えてきているが、NAエンジンとなれば先代モデルがオススメということになる。
いまでは希少となったテンロクスポーツの先代スイフトスポーツは、可変吸気システムの採用やバルブリフト量の増加、冷却システムの見直しなどを実施して、旧型比+11馬力の136馬力を達成。さらにMT車では5速MTから6速MTへと多段化をしたことでクロスレシオ化も果たし、より楽しい1台に昇華している。
中古車としては総額50万円以下から狙えるバーゲン価格で、走行距離1万km台の極上車でも150万円以内で十分狙うことができるのだ。
日産スカイラインクーペ(V36型)
日産を代表するNAエンジンといえば、過去に14年連続でアメリカのテン・ベスト・エンジンに選出されていたVQエンジンが挙げられるが、その最終進化版ともいえるのが、2007年に登場したVQ37VHR型だろう。
3.7リッターという排気量を持ちながら、レッドゾーンは7500回転という高回転型エンジンで、V6サウンドとともに気分を盛り上げてくれるエンジンであることは間違いない。
そんなVQ37VHRを搭載するモデルとしては、Z34型フェアレディZが知られるところだが、まだまだ高額なものが多い。しかし、同じプラットフォームを使用しているV36型スカイラインクーペに目を移すと、同程度の車両でも20~30万円ほど安価な価格となっている。
AT車であれば70万円以下、MT車は希少だが150万円以下で、このラグジュアリークーペを狙うことができる。