税金の未納でも車検にとおらない!
スプリングとマフラーの劣化
ローダウンスプリングを入れているクルマは、スプリングのヘタリで車高が下がっていることがあるので要注意。へたってもバネレート自体は変わらないが、自由長は縮むので、最低地上高が足りなくなることも! マフラーも経年劣化で音量が増えたり、溶接部に穴が空いて排気漏れを起こしていることがあるので、定期点検を怠らずに。
シートレールの書類
社外品のシートに交換しているクルマは、保安基準適合を証明するシートレールの書類も必携。また、2シーター以外で、シートの裏側の素材がむき出しになっているクルマは車検NG。シートバックプロテクターが必要になる。
ホイールの刻印
保安基準をクリアしているホイールには、「JWL」もしくは「JWL‐T」の刻印が入っている。サイズ的には合法でも、これらの刻印が入っていない輸入ホイールだと、車検にとおらないことがあるので要注意。
警告灯
メーターパネルの警告灯が、エンジンをかけても消えない場合は、車検不合格。逆にシートベルトの警告灯などは、シートベルトを未装着のときに点灯しないと不合格になる。
自動車税や反則金の未納
クルマに問題がなかったとしても、自動車税や反則金の未納付がある場合は、車検を受けることができない。
その他
タイヤの残り溝は、1.6mm以上ないとNG。そして、発炎筒も車内に積んでいないのは保安基準違反。発炎筒には有効期限があるが、有効期限切れの発炎筒は本来NG。
また、純正のハロゲン球やHIDのヘッドライトは、アフターのLEDバルブに変えた場合、カットラインが綺麗に出なくて、車検で不合格になる場合がある。信頼できるメーカーの本基準適合品から選ぶこと。