ステーションワゴンや軽自動車にも走りの楽しいクルマがある!
スバル・レガシィB4/ツーリングワゴン GT系(BL/BP型)
60万円という予算ではなかなかハイパワーモデルを狙うことは難しいが、そのなかでも比較的見つけやすいモデルといえるのが、4代目のレガシィである。
名機と呼ばれるEJ20ターボエンジンを搭載したGT系は、MT車で当時の自主規制値いっぱいの280馬力を発生し(AT車は260馬力)、シンメトリカルAWDとの組み合わせで安定した走りを楽しむことができる。
そんな4代目レガシィのターボモデルはMT車であっても60万円以下で乗り出せる物件が複数存在しており、日常使いにも問題ないセダンやステーションワゴンボディ、そしてAWDという駆動方式も相まって、スポーティな走りだけでなく、ロングツーリングからアウトドアアクティビティまで、マルチに使える1台ともいえるだろう。
スズキ・アルト(8代目)
最後にご紹介するのは、維持費の安い軽自動車かつ、街なかでもフルスロットル加速が楽しめる可能性のある先代型アルトをピックアップしたい。スズキのエントリーモデルでもあるアルトは、ターボエンジンを搭載したワークスが注目されるところだが、60万円の予算ということであれば、通常モデルのMT車がオススメ。
軽自動車を対象としたレースでも活躍しているNAアルトは、なんといっても600kg台前半という圧倒的な軽量ボディが最大の魅力で、49馬力という非力なエンジンながら、ブンまわして走る楽しさを享受できる1台だ。
後席に人を乗せる機会が少ないのであれば、より維持費を抑えられるバンも選択肢に入り、レースで活躍していることからパーツも豊富。もちろん低燃費でもあるため、エントリーカーとしてはうってつけなのだ。
価格も60万円の予算があれば走行5万km以下のものも十分狙えるため、コストパフォーマンスも高い選択肢となるハズだ。