この記事をまとめると
■ジープ・ラングラーがマイナーチェンジを実施した
■新型ラングラーはフェイスリフトにより7スロットグリルが小型化された
■ベースグレードの「アンリミテッド・スポーツ」を復活させ、そのほかのグレードでも値下げを実施
現行モデルで初の大幅マイナーチェンジを実施
日本では苦戦を強いられているアメリカンブランドが多いなか、ほぼ唯一、絶好調をキープし続けているのがジープだ。その原動力となっているのは間違いなくブランドのイメージリーダーであるラングラーだ。
そしてそんなラングラーが、2018年に登場した現行モデルでは初めてとなる大幅なマイナーチェンジを受け、東京・渋谷の「MIYASHITA PARK」で本邦初公開された。新型ラングラーでは、伝統的な意匠を継承しつつ、より洗練されたイメージとなったのが特徴だという。
エクステリアで目立つのは、なんといっても新デザインのフロントグリルだろうか。といっても、もちろん伝統の7スロットグリルであることに変更はない。7スロットグリルをこれまでのモデルに比べて高さを抑えた薄い形状へ、いわゆる小顔化することで軽快感と都会的なスタイリッシュさを表現する。
ホイールも新デザインとなり、「アンリミテッド・スポーツ」にはグレーアクセント入りの17インチを、「アンリミテッド・サハラ」には18インチを、そして「アンリミテッド・ルビコン」には専用の17インチがセットされる。
また、アンテナの位置が変更されたのも大きな変化ポイントのひとつ。これまでの右フェンダー後方に配されたマストアンテナでは、オフロード走行などのときに小枝を巻き込むことがあったが、今回のマイナーチェンジでアンテナ位置をフロントウインドウシールドに統合。安心してオフロード走行を楽しめるようになっている。