この記事をまとめると
■歩行者が危ないと思うクルマの行動を5つ紹介
■些細なことでも道路交通法違反になるケースがある
■道路は公共の場なので、クルマも歩行者も気を配ることが大切だ
クルマで人に危害を加えると被害は甚大に
最寄り駅までの道のりや街なかなどでは、歩行者として道路を利用する人も多いのではないでしょうか。また、普段はクルマで通っている道を歩いてみると、意外な発見をしたり、予想以上にクルマが迷惑な存在だと感じたりすることもあります。今回は、歩行者の立場から見たクルマの迷惑行為を紹介します。
目の前の横切り
横断歩道を横断しているときに、目の前をクルマが横切ると、歩行者は驚くとともに迷惑だと感じることが多いです。
クルマの立場からすると、「余裕があるから行っちゃえ」というタイミングだというのはよくわかります。しかし、歩行者からすると、信号に従って横断すべき場所を通行しているときに、突然目の前にクルマが現れると驚きます。
横断歩道では、横断している歩行者のほうが優先となるため、歩行者を驚かせないためにも歩いている人が通過するまで待ちましょう。
歩道への乗り上げ駐車
歩行者からすると、歩道に乗り上げて駐車しているクルマは迷惑だと感じます。
そもそも、歩道にクルマの一部または全部を乗り上げて駐車するのは違反です。また、歩道に乗り上げたクルマは、歩行者の通行の妨げになるため、クルマを駐車するときは短時間であっても駐車場に停めるようにしましょう。
道路交通法によると歩道は「歩行者の通行の用に供するため縁石線または柵その他これに類する工作物によって区画された道路の部分」となっています。道路外の施設に入るために歩道を横切るなどの例外がありますが、原則としてクルマは歩道に侵入することができません。