ヴェルファイアとの違いを解説!
フロントマスク
先代デビューまでフロントグリルに大きな差をつけていたアルファードとヴェルファイア。ただ現行モデルは先代とは違い、すぐに両車を判別できるほどの違いはありません。
先代(MC後)と同じブロック状の造形を採用したのがアルファード。ヘッドライトは薄型異形3眼式を採用し、ヘッドライト下部に配されたターンシグナルは4分割式としました。
一方、クロームメッキの迫力あるグリルが特徴だったヴェルファイアは、ブロック状グリルではなく横一直線に伸ばされたルーバーが特徴。グレードによりグリルのカラーが異なるのがアルファードとの違いとなります。
またヴェルファイアのターンシグナルはライン点灯式を採用しているところも、アルファードとは異なるポイントです。
リヤまわり
現行アルファードのリヤコンビランプは、フロントグリルの造形をイメージさせるブロック状デザインを採り入れた一体式を採用。先代のデザインを彷彿させますが、先進性を感じるデザインとなりました。
一方、ヴェルファイアはアルファードとは似ているものの、こちらもフロントグリルのデザインをイメージさせる横一文字となるなど細かい意匠が異なります。リヤコンビランプもブロック状ではなく2分割のオリジナルデザインを採用しました。
パワーユニット
アルファード/ヴェルファイアともにハイブリッドとガソリンエンジンをラインアップしています。
先程お伝えした2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドユニットこそ両車とも共通ですが、ガゾリンエンジンはそれぞれ別物。
2AR-FE型2.5リッター直4エンジンを搭載するアルファードに対し、ヴェルファイアはT24A-FTS型2.4リッター直4ターボエンジンを搭載。ツインスクロールターボを備えた同エンジンは8速ATと組み合わせ高トルクと燃費性能を両立しています。
ボディ構造
姉妹車であるアルファードとヴェルファイアはボディ構造も当然同じ……と思いきや、ヴェルファイアには専用のボディパーツが備わっています。
その専用ボディパーツとはフロントパフォーマンスブレース。
フロント・サイドメンバーとラジエターサポートを繋ぐフロントパフォーマンスブレースを設置したことにより、ヴェルファイアのフロントまわりは剛性が高められています。
ボディカラー&インテリアカラー
アルファードのボディカラーは新色のプレシャスレオブロンドをはじめ、プラチナホワイトパールマイカ、ブラックと3色を設定。
一方、ヴェルファイアにはブラックとホワイトの2色のみしか用意されていないのも、アルファードとの違いです。
また内装色もアルファードがブラック&合成皮革シート、ブラック&プレミアムナッパ本革シート/ニュートラルベージュ&プレミアム本革シートが用意されていることに対し、ヴェルファイアはブラック&プレミアムナッパ本革シートと3セットブラウン&プレミアムナッパ本革シートが選択可能です。
まとめ
フルモデルチェンジ後、好調な売れ行きを続ける現行アルファード。同車、最大の特徴である豪華で快適な室内空間は先代モデルからさらに向上しました。
現状、LLクラスミニバンに対抗できるライバル車がいないこともあり、ラグジュアリーミニバンに必要な資質を備えた現行アルファードはこれからも売れ続けていくことでしょう。