龍の口からはスモークが出る仕様
このクルマの主ともいえる龍は、電飾で目が光り、口からはスモークも出せるようになっているようです。まさに神の使いといった雰囲気です。
さらには、このままではただの霊柩車でしかない、ということで、自力で各部に電飾を加えていきました。ゴールドの筐体にピンクの電飾がまた、夜の街を連想させる妖艶さを放っていて似合っています。
後ろにまわると、扇状に並べられた14連装の「竹ヤリ」にまた圧倒されます。これ、オブジェかと思ったら「実際にマフラーとして機能します」とのことで、ただのお飾りで済まさないというこだわりが感じられる部分です。
ちなみにこの車両、もともとこの姿で使用されていたものなので、きちっと車検を通して自走可能な状態だそうです。今回の出展に際しても自走で来たとのこと。ただし、「さすがに竹ヤリは外してきました。これはショー用です」とオーナーさん。
ホイールはローライダー系カスタムの定番であるメッシュタイプを装着しています。ホワイトリボンが足まわりを引き締めています。
オーナーの橋本さん(左)。「橋本連合会」という旧車中心の集まりの代表で、今回は隣のセルシオと2台の出展でしたが、今後は2輪も含めて数を増やしていきたいとのこと。
この霊柩車はほかのイベントにも出展される可能性がありますので、見逃した方はショーのスケジュールをチェックしてみてください。