リヤビューからはZ33とは判別不能!?
後ろにまわるとさらに大胆なカスタムに驚かされます。こちらもフロントと同様にRZ34のテールランプをごっそり移植してあるので、リヤビューでRZ34ではないと素早く見抜ける人はかなり少ないのではないでしょうか。
そして、このセンター4本出しのマフラーが圧巻です。後方に張り出したディフューザー形状のバンパー下部よりさらに突き出ていて、信号待ちで後ろについたクルマは車間を多めに空けてしまうことでしょう。
リヤフェンダーはその上で食事ができそうなくらい拡幅され、ベタッと路面に張りついたようなシルエットを形作っています。大胆な造形に目を奪われて意識が届きづらいですが、このワイド化だけでもかなりのインパクトです。
そして、車体の前後には女性をモチーフとしたエアブラシのグラフィックが施されていて、近くで見ても楽しませてくれます。
内装も抜かりありません。濃淡2色のオレンジで全体が張り替えられていて、天井やフロアマットまでワンオフ製作で統一されています。どれだけの労力と費用がかかっているのでしょうか。
カッパー(銅)色のディスクが特徴的な極太のホイールは「infinitewerks」製。着地寸前の車高はおそらくエアサスを装着しているのでしょう。
残念ながら製作者に話は聞けませんでしたが、どんなカスタムビルダーがこのような車両を製作したのか、興味が尽きません。