オススメな一方で価格が高いのがネック!
3)100系チェイサー/マークⅡ
4枚ドアのドリ車と言えば100系。パワーがありタフな1JZ-GTEエンジンを搭載。チューニングで1.5Jにすれば600馬力でも700馬力でも、なんなら1000馬力も夢じゃないが、こちらもシルビアシリーズ同様に車両高騰化が激しい。
正直、ほとんどが程度に見合わない金額になってしまっているので、ドリフトベースとして選ぶとかなり厳しい。年式的にもかなりメンテナンスが必要なので、相当の覚悟をして購入が必要。挙動としては、ホイールベースが長く扱いやすいので、ビギナーの練習にもピッタリといわれたが、やはり価格面がネックだ。
4)AE86
頭文字Dで知られるドリフトマシンの名車中の名車。土屋圭市さんの愛車でもあり、華麗なドリフト走行でも知られる。しかし、このクルマはノーマルではハッキリいってドリフトには向かない。
エンジンパワーは130馬力。現在ではもう販売されてないが、ターボを装着しても300馬力なんて夢物語。パワステが最上級グレードのAPEXだけのオプションだったので装着車両が少なく、ドリフト走行時のステアリングワークはかなり難しいのだ。
ヘリテージパーツもリリースされてきているが、正直純正パーツが豊富とはいえない。なので、総合的に見てドリフトに向いている車種ではないのだが、ドライバーを育てるクルマなのは間違いない。AE86である程度スライドコントロールできれば、ほかの車種でもイージーにテールスライドをコントロールできるだろう。